11月はオミクロン株が来る前の静けさだった

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11月30日になって、作っていたグラフの右端まで来た。9月24日から11月30日までの新規感染確認者数と7日間平均、その前週比は以下のようになった。

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新規感染確認者数はこの期間に急激に減ったため、後半の増減がよくわかるように最初の方にはグラフの上へ飛び出てもらうとこんな感じ。

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前回の記事(11月11日)で示した、8月24日から11月9日までのグラフはこんな感じだった。

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こういうグラフになったらああ、ついに第6波が来てしまったかと誰でも思うだろう。しかし結果は最初のグラフの通り。7日間平均の前週比は11月11日が最大で、またするすると下がっていった。理由はわからない。そして11月16日には1倍を切り、今日まで0.7倍から0.8倍程度をうろうろしている。

最近の新規感染確認者数は多くても20人台で、1桁の日も珍しくなくなった。数字が少なく出る月曜日は3週間連続で1桁である。このように小さい数だと、ちょっと数字がぶれるだけでグラフが大きく動きやすい。クラスターが1つ出てぐっと上がり、7日間平均の前週比はそれに影響されて下がるのに時間がかかるといった事情もあるのかもしれない。

東京都が毎日発表している7日間平均の検査陽性率は11月11日以降ずっと0.3パーセントだから、当面心配はいらないだろう。

明日からのグラフはこんな感じにしようと思う。

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11月16日から来年2月28日までの104日間分。11月16日は、7日間平均の前週比が1週間だけ1倍を超えたあと1倍を切った日である。グラフの終わりを2月28日にしたのは、1月に多かれ少なかれ第6波が来るという予測が出ているから。2月末にはそれも落ち着いているといいなあという気持ちである。

あと細かいところで、「今日の7日間平均の前週比が続くと」のあとが「12/19に9.98人」となっている。今まではグラフの右端の日に何人になるかを載せていた。今回から7日間平均の前週比が1倍未満のときは、7日間平均が区切りのいい数字(当面は10人未満)に減る日を載せている。前週比が1倍を超えたときは今までと同じく、最終日に7日間平均が何人になるかを示すことにしている。

さて、第6波が1月に来るという予測は、新しい変異株のオミクロン株が出てきたことで変わるだろうか。日本を含めた各国は素早く反応して、隔離期間を長くしたり外国人の入国を禁止したりしている。それでも今日は日本でもオミクロン株の感染者が見つかった。日本への入国が全面的に禁止されているわけではないし検疫で見つけられたのはよかったが、ということは同じ飛行機の乗客に、ほかにもオミクロン株に感染している人がいるかもしれない。PCR検査なども偽陰性が出ることがある。

水際対策をいくら強化しても、いつかオミクロン株が日本の市中に広がるのは避けられない。重要なのはその日をなるべく遅らせて、その間に3回目のワクチン接種やオミクロン株に対応したワクチンを開発するなどの対策を進めておくことだ。我々も引き続き、マスク、手洗い、3密の回避を心がけなければならない。

今のところ、オミクロン株についてわかっていることは少ない。遺伝子の解析によると多くの変異があるということのほかは、感染力がとても高いらしいというくらい。重症化しやすさ、現行のワクチンへの耐性などは未知のままだ。上のグラフが右端まで来る頃に、日本や世界はどうなっているだろうか。

参考
新たな変異ウイルス オミクロン について今わかっていること(2021年11月28日)(峰宗太郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

関連リンク

毎日の新規感染確認者数をもとにしたグラフのツイート

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