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BMIが22.0に到達してうれしい

3月から半年間で体重が8キロ落ち、そのあと少し上がったもののそこから下げて、今朝の測定でBMIが22.0(標準体重)と出た。目標を達成できてうれしい。

例によって運動はしていない。食べすぎないことだけを気をつけてここまで来た。現代人はお米を食べすぎだと思う。外で定食を食べるときはご飯を半分にしてもらうし家ではオートミールを食べている。

あと数キロ減らせば学生時代の体重まで戻ることになるが、そこまではがんばらず現状維持を心がけよう。そして体重が減っても運動をしていないので体型はその結果にふさわしく、上半身が貧弱でお腹が出ている。こっちは運動をすることでもうちょっと何とかしたい。それに腰痛で「座りすぎですね」と言われたのは心当たりがありすぎる。もうちょっとまめに立ち上がって歩こう。ようやく涼しくなってきたから買い物も自転車や車ではなく歩きでもいい。歩きすぎると右膝が痛むけれど足腰を鍛えたい。

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7日間の腰痛の記録

1日目

椅子に座っていたらだんだん腰が痛くなってきた。ぎっくり腰はなにかの動作でズキーン! と来て突然始まることが多い。しかし今回はきっかけがなく、じわじわ進んでいった。最初はなんかおかしいなくらいの感じだったが、時間とともにこれはマズイのではという痛みになってきた。原因はわからない。

2日目

立ち上がったり座ったり、身をよじったりすると激痛が走るようになった。脂汗が出るような痛み。ぎっくり腰の始まりの「魔女の一撃」に何度も襲われる。立ち上がったあとの歩き始めなど、なんてことのない動作でも突然ズキーン! と来ることがありつらい。腰をいたわるために動作が慎重になり、はたから見るとかなり面白くなっている自覚がある。必ず激痛姿勢を通過するのでトイレに行きたくない。

3日目

10時間くらい寝た。途中で目は覚めなかった。腰痛で体が休息を求めているのかもしれない。太ももや尻の筋肉がいつもより使われている感覚がある。腰を守ろうとして、いつもと違う筋肉が動員されているようだ。姿勢が変わるとズキーン! と来やすいのは相変わらず。

4日目

ベッドで姿勢を変えたり、起き上がろうとしたときにズキーン! と来るのでじっと寝ていたい。激痛が来る回数や痛みは少しだけよくなってきた気がするが、痛いときは本当に痛い。腰痛になってから初めて車で外出。座るときや立ち上がるときの痛みはもう仕方ないものとして受け入れた。

5日目

ズキーン! と来る頻度や強さが減ってきたのは回復しているだけでなく、痛まないようにする腰の扱い方がわかってきたからかも。同じ姿勢をしばらく続けると姿勢の変わり目で激痛が来やすい。こまめに姿勢を変えるのがいいのだろうがこれがなかなか難しい。

6日目

朝起きたら左手の小指がしびれている。血の巡りが悪くなったときのような感覚。この症状は最近よく両手に出ているが、起きればすぐに元に戻る。ところが今日はしびれがなかなか引かない。脳のなにかだろうかと心配になって脳外科に電話してみた。
「こういう症状は脳外科にかかるのがいいですか?」「足の指はしびれていますか」「足の指は異状ありません」「でしたら整形外科がいいと思います」。へえー、そうなんだ。腰の痛みは自然治癒を待つつもりだったが、指のしびれとの合わせ技で整形外科へ行くことにした。
手と肘、腰のレントゲンを撮った。呼ばれて立ち上がり、歩き始めるときにズキズキ来る。「ゆっくりでいいですよ」と言われて救われる思い。問診では「ぎっくり腰かもしれないし椎間板ヘルニアの可能性もある」といった見立て。「座りすぎですね」。思い当たるふしがありすぎる。よくなったら運動も含めて生活改善していこう。指の方は「ひじの神経の異常で指がしびれることがあるが、診たところおかしくはない」そうで経過観察となった。即入院とかなんとかでなくてよかった。湿布と痛み止めの飲み薬をもらい、2週間後に再診となった。
指のしびれは夜には引いた。腰痛も今日の夜にはだいぶ楽になった。湿布や薬がすぐに効いたのかもしれないし、回復がさらに進んだのかもしれない。痛いときはやはり痛いが激痛ではない。

7日目

電車で出かける用事があったため、この日までにはある程度回復してほしいと思っていた。幸いへんな歩き方をせずにすむ程度にはよくなってくれた。姿勢を変えた時に腰に違和感が出ることはあってももうズキーン! とはならない。よかったよかった。

まとめ

湿布や痛み止めがよく効いた気がするので、急な腰痛が出て歩ける程度になったらささっと整形外科へ行ってしまうのがいいと感じた。たまたま回復期に診察を受けただけかもしれないけれど。
「座りすぎ」の指摘はその通りなので改善したい。ヘッドレストつきの椅子だと座ったままひと眠りすることもできる。一度座ると立ち上がるのがおっくうになりがちなので、気持ちを切り替えていかないと。また足腰を鍛えようという気持ちがいっそう強くなった。右膝の痛みと相談しつつメニューを考えていきたい。

「ええいままよ」の実績を解除

「やんぬるかな」とか「これはしたり」とか、「一度使ってみたい言葉」みたいなネタでよく出てくるのがあるでしょう。その中で「ええいままよ」の実績を解除した。

デスクトップパソコンの具合がおかしくなり、キーボードからの入力が利かなくなった。直前に、調子の悪いUSBハブを抜き差ししていたせいかもしれない。キーボードを別のUSBポートに差したが変わらず、ほかのキーボードをつないでも認識されない。マウスは使えている。ここにキーボードをつないでみようか。しかしそれで反応がなかったら、今度はマウスをつなぎ直しても使えない可能性がある。USBのBluetoothアダプタも認識されないからBluetoothキーボードも使えない。つまり今使えているUSBポート以外は全部ダメになっている。マウスだけは使えるからこのまま再起動するか。しかしもし再起動しても文字入力できなかったら、パスワードを入れられずどうにもならなくなる。とはいえこのままキー入力できない状態にしておくわけにもいかない。

ここで出ました、「ええいままよ」。考えられる限りの対策を施し、意を決して再起動した。

再起動に妙に時間がかかる。ぐるぐる回る点をしばらく見ていたらブルースクリーンが出た。つまりUSBポートが軒並み使えなくなったのは、ブルースクリーンが出るくらい異常な状態だったということか。とすれば再起動できればむしろ正常に戻るかも。ブルースクリーンが出てほっとするなんて。

無事にログイン画面が出た。緊張しながらEnterキーを押すとあっさり反応し、パスワードも入れることができた。よかった。もしここでキー入力できなかったら、USBをPS/2に変換するアダプタを使おうと考えていたが今回は出番なしですんだ。ほかにつないだUSB機器も問題なく動作している。ああよかった、元に戻ってホッとした。でも故障しなかったらもっとよかった。(3日ぶり2回目

なにもしていないのに壊れた洗濯機

洗濯機の電源を入れたらインジケータに「EL」と表示され、ピーピーピーと鳴って電源が切れた。もう一度電源を入れても同じ。洗濯機のふたの裏にはエラーコードの意味が書いてある。「Eで始まるエラーメッセージは故障ですので修理をご依頼ください」。ええー。あ、これ「なにもしていないのに壊れた」だ。ちょっと実績解除したみたいな気分になった。これが先週の木曜日。

東芝の洗濯機はネットから修理を依頼できる。買ったのは2年半くらい前で修理は可能。こちらの住所や症状などを入力して、最短の修理日は翌週の火曜日となった。それまではコインランドリー生活だ。面倒すぎるしお金がかかる。だが仕方がない。冷蔵庫やエアコンが故障するよりはましと思うことにした。

エラーメッセージ「EL」を検索してみると「漏電疑い」というのが見つかった。思い当たるふしはない。

そして今日、修理の人が来た。「ELは漏電疑い?」と聞いたところ「その通りですが原因の究明はせず基板を交換してみます」とのこと。30分ほどで作業は終わり、洗濯機は普通に洗濯できる人に戻った。よかった。修理明細書の「作業内容」は「自然故障に伴うプログラムタイマーの交換を行い、正常に動作することを確認しました」。修理の人によると「『プログラムタイマーの交換』が基板の交換のことで、自然故障の場合1回まで無償です。出張費もかかりません」とのことで費用はかからなかった。よかった。でも故障しなかったらもっとよかった。

映像になった「ルックバック」は強すぎて危険


「ルックバック」はそもそもとてもよい作品で、そのよさをそのまま映像にしてしまったから大変だ。藤野と京本が動いて話し、音楽までついてくる。その結果、破壊力がありすぎる作品になってしまった。するとどうなるか。

年を取ると涙もろくなるというがそれどころではない。前兆はあって、予告映像を見たりするとグッと来るものがあった。ああ、あのシーンがこんなふうに動いている。そしてマンガの内容を思い出すとまたじんとしてくる。まずい、この調子で映画館に行ったら本編が始まった瞬間から危ないのでは。そして大体その通りになってしまった。

「開始3分からもう無言で泣いてた」というツイートを見た。内容をあらかじめ知っていたらそうなっちゃいますよね。わかります。「30分くらいほかの席からの泣き声を聞かされて最悪だった、もう泣くの? みたいなところから泣いていた」といったツイートもあった。どうもすみません。いやでも自分は声は出してないし鼻をすすったりもしてませんからね。でも後ろの席の人には動きが怪しいと思われたかもしれない。

とかいいつつ、最初の4コマ「ファーストキス」のアニメは生々しさが増しててちょっとウッとなったりはした。ほかの4コマ作品「奇策士ミカ」「真実」ももうちょっとじっくり見たかった。それからあのシーンは止め絵ではなく動かしてほしかったなあ。とかはあるけれど、冒頭のカメラが下りてくる全作画のカットとか、教室で呆然とする藤野のオリジナル演出、予告編にもある、京本の部屋のドアにマンガが吸い込まれていくカットなどはとてもすばらしい。思い出し始めるときりがない。

映画の紹介記事はこちらなどいかがでしょうか。藤野の名前があちこち「藤本」になってしまっていているのが玉にきずだが、作品の魅力をよく伝えている。原作者である藤本タツキへのインタビューに対する言及もあり、あのシーンにはこういういきさつがあったのかとわかったりする。

予告編

日本語うる覚え集

慣用句やことわざ、その他の表現の覚え違いで、独特な日本語になっていることがある。たとえば「うる覚え」とか(正しくは「うろ覚え」)。そういうのを見つけるたびにメモしていたらけっこう集まったので披露したい。

間違っていることをばかにしたいとか、こちらの知識をひけらかしたいわけではない。どれも独特の趣や面白さがある。これはリスト入りかなと調べると実は正しいなんてこともあった。お互い気をつけましょう。そしてこの種の「うる覚え」表現がほかにあったらブコメTwitterで教えてください。追記します。

あ行

  • 青色吐息→青息吐息
  • 挙げ連ねる→あげつらう+言い連ねる/書き連ねる
  • あたな→あなた(なぜかちょくちょく見かける)
  • 辺り来たり→ありきたり
  • あぶり出てくる→あぶり出されてくる
  • あまりものインパクトに→あまりのインパクトに
  • あらよあらよという間に→あれよあれよという間に
  • 怒り立つ→いきり立つ
  • 意思を突き通す→意思を貫き通す
  • いたいけない→いたいけな
  • 一糸まとわぬ演奏→一糸乱れぬ演奏
  • (状況が)一転する→(状況が)一変する
  • 一髪触発→一触即発いっしょくそくはつ
  • 今だに→未だに
  • 上に下にの大騒ぎ→上を下への大騒ぎ
  • 伺った見方→穿うがった見方
  • うず高く→うずたか
  • 鬱蒼とした気分→「陰鬱な気分」など
  • うる覚え→うろ覚え
  • 永遠と→延々と
  • エスケープゴート→スケープゴート
  • おおっぴろげ→大っぴら+あけっぴろげ
  • 押しも押されぬ→押しも押されもせぬ
  • 落とし入れる→おとしいれる
  • 思い入れ深い→思い出深い

か行

  • 怪文章→怪文書
  • 考え深い→感慨深い
  • 兼ね揃えた→兼ね備えた+取り揃えた
  • (〜を)かんがみ→(〜に)かんがみ
  • 気が気でならない→気が気でない
  • きめ細やかな→きめ細かな+細やかな
  • 驚異深い→興味深い
  • 狂気の沙汰ではない→正気の沙汰ではない
  • 凶弾する→糾弾きゅうだんする
  • 玉石混交→玉石混淆ぎょくせきこんこう
  • 玉石混合→玉石混淆
  • 食うや食わざるや→食うや食わず
  • 苦肉の選択→苦肉の策/苦渋の選択
  • 組みやすし→くみしやすし
  • 繰り替えす→繰り返す
  • けんもほろほろ→けんもほろろ
  • 傲慢不遜→傲岸不遜ごうがんふそん
  • 興奮冷めやまず→興奮冷めやらず
  • ご教授ください→ご教示ください
  • 語気を荒げた→語気を強めた+声を荒げた
  • こけおとす→こき下ろす
  • 固定概念→固定観念+既成概念

さ行

  • 差し違いない→差し支えない
  • 瑣末な作り→粗末な作り
  • 座右の目→座右のめい
  • 惨憺たる気持ち→暗澹あんたんたる気持ち
  • 時期早々→時期尚早じきしょうそう
  • じゃぁ→じゃあ(なぜかよく見かける)
  • 趣向返し→意趣いしゅ返し
  • 趣味趣向→趣味嗜好しこう
  • 趣味に高じる→趣味に興じる/趣味が高じて
  • 少数先鋭→少数精鋭
  • 知ら無い→知らない(参考:「ない」をなんでも「無い」と書か無いでほしい
  • 心機一変→心機一転いってん
  • 水泡と化す→水泡に帰す
  • スッタフ→スタッフ(なぜかよく見かける)
  • (それは)晴眼→(それは)慧眼けいがん
  • 聖人君主→聖人君子
  • 責任転換→責任転嫁
  • せざろう得ない→せざるを得ない
  • 想像を駆り立てられる→想像をかき立てられる
  • そぐう→ふさわしい
  • そぐわしい→ふさわしい
  • それ相当→それ相応
  • それともなければ→そうでなければ/さもなくば

た行

  • 対処療法→対症療法
  • 誰しもが→誰しも
  • 遠去ける→遠ざける
  • 通り一辺倒→通り一遍+~一辺倒
  • 朱鷺トキの一声→鶴の一声
  • 時より→時折ときおり
  • 突飛もない→突飛な+途方もない

な行

  • 鍋ぶたに綴じぶた→割れ鍋に綴じ蓋

は行

  • 歯がいじめ→羽交い締め
  • (現実と)剥離した→(現実と)乖離かいりした
  • ひっぺがえし→しっぺがえし
  • 物議を醸し出す→物議を醸す
  • 不用の長物→無用の長物

ま行

  • 紛いなりにも→曲がりなりにも
  • 曲がり間違って→まかり間違って
  • ままなっていない→ままならない
  • みるみると→みるみる/みるみるうちに
  • 向かい入れる→迎え入れる
  • 見え見え白々→明々白々
  • 門口を開く→門戸もんこを開く
  • 門徒を開く→門戸を開く

や行

  • 焼き回し→焼き直し+使い回し

ら行

わ行

  • 湾曲表現→婉曲えんきょく表現

記事公開後の追記分

  • 辛うじで→辛うじて(@ikishichiさん)
  • 通りで→道理で(@ikishichiさん)
  • せざる終えない→せざるを得ない
  • せざる負えない→せざるを得ない
  • 満遍の笑顔→満面の笑顔
  • 飛沫候補→泡沫ほうまつ候補

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はてなブログの本文中に差し込まれる広告を見分けやすくするCSS

最近のGoogle広告にはブログの本文の途中に差し込まれるものがあり、記事と広告の区別がわかりづらいことがある。PCからの閲覧時に広告が目立つよう、下のようなCSSをしつらえた。

div.entry-content div.google-auto-placed.ap_container {
    margin: 4em 0;  /* 広告と本文との上下間隔を広くとる */
    padding: 2em 0; /* 広告の上下に広告領域の背景色が見える場所を作る */
    background-color: rgb(0 0 0 / 0.1); /* 背景色の指定。透明度10%の黒 */
    border-radius: 5em; /* 背景色の領域に大きめのRをつけて目立たせる */
}
これが
こんな感じになる(画像処理ソフトで制作したイメージです)

広告と本文がよりはっきり分離されて、だいぶわかりやすくなったのではないだろうか。

丸みのある背景色の領域は、黒を透明度10%で敷いた。単に薄いグレーを指定するとブログの背景色に溶け込んでしまうことがある。そこでブログの背景色に10%のグレーが追加されるようになっている。

上のCSSを、Stylusなどの拡張機能を使って以下のドメインに設定する。独自ドメインはてなブログにこのCSSを適用させたい場合は追加する。

  • hatenablog.com
  • hatenablog.jp
  • hatenadiary.com
  • hatenadiary.jp
  • hateblo.jp

Stylusの設定画面ではこんな感じ。

Stylusの使い方については、下の記事で少し解説している。