自作キーボードやアクリルアクセサリをBOOTHで頒布しています。どうぞご覧ください

小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星「トリフネ」フライバイ後記者説明会

日時

  • 2026年7月6日(水)16:00~17:00

登壇者

  • JAXA 宇宙科学研究所 はやぶさ2 拡張ミッションチーム チーム長 三桝裕也(みます・ゆうや)(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙科学プログラムディレクタ付 研究開発主幹)
  • 吉川真(よしかわ・まこと)(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授)
  • (陪席)JAXA理事/宇宙科学研究所 所長 藤本正樹(ふじもと・まさき)

中継録画

小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星「トリフネ」フライバイ後記者説明会 - YouTube

参考:小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星トリフネ・フライバイのライブ中継

本日の内容

(三桝)

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小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星「トリフネ」フライバイに関する記者説明会

日時

  • 2026年6月24日(水)14:00~15:00

登壇者

  • JAXA 宇宙科学研究所 はやぶさ2 拡張ミッションチーム チーム長 三桝裕也(みます・ゆうや)(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙科学プログラムディレクタ付 研究開発主幹)
  • 吉川真(よしかわ・まこと)(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授)

中継録画

小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星「トリフネ」フライバイに関する記者説明会 - YouTube

本日の内容

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天キー11で直交配列の分割キーボードをたくさん見た

6月6日に天下一キーボードわいわい会(天キー)vol.11が開催されて参加した。

前回と同じくThumbShift3を持ち込んだ。説明書きはキーケット2026のときに作ったチラシを置いた。ぱっと見わりと普通で目を引きにくいデザインなのでトラックボールなどをアピール。


ThumbShift3を触っている人にときどき話を聞いてみると、やはりトラックボールが気になる人が多い。ただAZ1UBALLはマウスポインタを動かすよりもスクロールボールとして使うのがちょうどいい。今回作者のよっぴ'氏(@4py1)に話を聞くと、これ以上の精度向上は難しいとのことだった。

カラーリングをほめてくれる人がちょこちょこいた。確かにこのキーキャップの色(特に黒とオレンジの差し色)とアクリルプレートの色の組み合わせはなかなかよいと自分でも思う。キーキャップもアクリルプレートもほかの色でいい感じにできないかな。

会場を見て歩くと、今回はオーソリニア(直交配列)の分割キーボードが多いと感じた。トラックボールがついていたり無線だったりする。見かけたら写真を撮っていった。

Nix氏(@Nagato1ndex)のNickey44シリーズ
おーざわ氏(@zawa_grumpy)所有のNickey44
只(3.5V20mA)氏(@unbanProbe)のo67(仮)
人生、真っ二つ。氏(@hyyhyy2003)のminimal-keys
ねもと氏(9dpbQ)のMagic Square Keyboard
たかまる氏(@Takamaru_FPV)のCLine46ortho47t
kay (LiNEA.keyFreaks)氏(@i_love_diy_00)のLiNEA40
Mogma Products(@MogmaProducts)のLoofie FocusGrow
muino氏(@mui__key)のFrostOrtho
おぐ氏(@ogu_key)のAeroguとAerogu L Size
wegg | kaito horio氏(@omwegg)のpoached-eggs
アレくとーる@A's Key氏(@alektor_diy)のSylvaTwinとMeKaBu:DELTA

会場にはほかにもあったと思う。

今回はじーびす氏(@jeebis_iox)のメジロ式に挑戦してみた。少ない打鍵数で超高速なタイピングが可能になる配列で、動画を見てみると恐ろしさがわかる。

もちろんいきなりこんなに早く入力できるわけはなく、画面の「天下一キーボードワイワイ会に参加しています」はじーびす氏に直接手ほどきを受けつつ、右下の「試しに入力してみよう」を見ながらえっちらおっちら数分かけて入力した。そして一文入力してみたらメジロ式の考え方が少しわかった気がする。熟練のタイピング動画を見るだけではとても無理、習得できないと感じていたが、入力体験の結果、がんばって練習すればある程度なんとかなるかもと印象が変わった。

そのほかいろいろ。

蓮乃紫氏(@Murasaki_min)は自作アルチザンキーキャップを展示。ここは空気感が違っていた。Lotus Keys Studioの公式サイトもキーキャップの紹介ページとは思えない。

ほにゃ工房(@honya_koubou)が展示したのは「着せ替えキーボード」こと「KiseKey Split」。カワイイを追求していて、自作キーボードにこういう方向性があるのはとてもよい。

bbg1988氏が所有の市販キーボード「Field75 HE」(NuPhy)。キーキャップをKEYMOJI Back to the FutureMW Reel to Reel(のNovelty)に交換して80年代レトロを演出している。

ネタ系ではhsgw氏(@hsgw)の容積1,000倍のキースイッチ「DEKA SWITCH 1000%」や256キーのMIDIキーボードがあったが写真を撮り忘れた。

会場にはもっともっとこだわりのキーボードがあった。下のレポート記事リンク集からどうぞ。

天キー11の動画

Keeb Taro氏(@KeebTaro)撮影。

以下はいずれもdaihuku氏(@Daihiku0015)撮影。

会場のステージを映した動画。なにもない時間が長いので、コメント欄(概要欄ではなく)にあるタイムスケジュールのコメントを参照するとよい。

「それはそう」座談会(1時間29分44秒に開始)では「オーソリニア配列が流行している」というテーマが出てきて驚いた。

会場を回りながら撮影した動画。2時間以上で見ごたえあり。

天キーが年2回から年3回の開催になっても、会場の熱量は変わらないと感じる。そして初参加の人が3~4割なのも以前と同じだ。自作キーボードに興味を持つ人がもっと増えていくとよい。

3Dプリンタのイベントでいろいろなアイデアを見てきた

Japan RepRap Festival 2026という3Dプリンタのイベントが5月30日と31日に開催された。去年が第1回で、そのレポートを読んで面白そうだと思い今回は2日目の31日に行ってみた。会場は東京流通センター(TRC)。

出展しているのは3Dプリンタのメーカー、代理店、フィラメントのメーカー、3Dプリンタを自作や改造している人、出力品を展示する人など。スポンサーと個人出展は明確には分けられておらず、ごちゃ混ぜ感がまたよかった。

入口わきの壁に立てかけられているのは、メイカーチップをはめ込む大きなボード。よく見るとはめ込み禁止のところがあって、そこはドット絵のようにJRRF(Japan RepRap Festival)と読めるようになっている。


MakerChipは、3Dプリンター愛好家のために作られたカスタマイズ可能なトークンです。個性を表現するクリエイティブなアイテムであると同時に、自分の3Dプリント技術をアピール・紹介するための実用的なツールでもあります。

MakerChipとは? | Japan RepRap Festival 2026

ということで直径40ミリ、厚さ約3ミリのメイカーチップを持ち寄って、会場で配ったり交換したりする。QRコードを描いておけばPRになるし、凝ったデザインだったり複雑な造形だったり、歯車が回るなどのギミックがあったりもする。今はもう多色造形は当たり前なのだなあ。

会場の様子

いきなりドラゴンの全身着ぐるみがいた。うおおお(@uh_oh_oh_oh)氏製作。3Dプリンタでうろこなどのパーツを出力して組み上げている。

ドラゴンの顔はまばたきするのでとてもリアリティがある。これは中の人のまばたきを読み取ってサーボでまぶたを動かしているそうだ。まばたきのタイミングが人工的でないところもリアルさに貢献していると感じた。

こちらは第一セラモ(@daiichiceramo)の展示で、ステンレス入りのフィラメントの作例。金属3Dプリンタは業務用の何千万円もする専用機しかないが、これはご家庭のFDM式3Dプリンタで造形できる。ただし窯で焼くのはご家庭では無理で、第一セラモが業者を紹介してくれるという。写真中央のが出力した状態で、右のは焼いたあと。だいぶ縮んでいる。縮み方は一定なのでそれを見越して少し大きく造形するとのこと。写真左はいつものボート。焼いたあと研磨してピカピカになっていた。

フィラメントでは旭化成も面白いのを出していた。TPUなどよりずっと柔らかい「KARAKSA SEBS/CNF」。これも普通の3Dプリンタで出力できる。フィラメントの価格は500グラム15,000円とのことでかなり高いが、お金さえ出せばこういう柔らかい造形も可能というのは希望がある。

3Dプリンタで作ったものの展示の中から、しましまファブ(@shimashima_fab)の「ポチブクロボ」。ロボット型のポチ袋で、お札の顔の部分をロボの顔にできる。お札を取り出すにはちょっとしたパズルを解く必要があるそうだ。楽しい。

やまねくん(@nekundesign)氏は3Dプリンタのフィギュアを販売。ゼンマイを巻くとヘッドがジージー動く。かわいい。

ココポッサ(@cocopossa)氏のファンシーな展示。自分の世界観を3Dプリンタで自由に表現していてよい。今はこういうパステルカラーのフィラメントもあるんだな(塗装だったらスミマセン)。ここのほかにもコスプレのアイテムを出力しているというところもあった。


3Dプリンタとしては珍しいアーム形状というだけでなく、自分で移動もできる3Dプリンタ。ぼんじー(@bonjyy)氏作。これは理論上、出力面積を無限大にできるということなのでは?

一般的な3DプリンタはXYZの3軸で造形するが、Gear工房(@_gear_geek_)は5軸で動く3Dプリンタを出展。造形テーブルが傾くことで、サポート不要で複雑な形状を出力できる。

あっこれK800ですよね、と声が出たのがタラバガニー設計局(@mackee_w)のデルタ型3Dプリンタ。これうちにもありました。製作中の記事が「デルタ式3Dプリンタのキットを作る(途中経過)」。2015年3月なのでもう11年前だ。うちのはこないだ人に譲ってしまった(「さらば3Dプリンタ」)。でもこの方は、10年前に買ったK800を今でも改造し続けている。パーツを交換していたら、最初から残っているのはフレームとモーターだけになったそう。テセウスの船だ。ベッドレベリングやKlipper対応だけでなく、多色造形もできるようにしていて現代の3Dプリンタらしくなっている。すごい。

JRRF1日目のブログも上がっていた。

これはなにを見てほしいのかというと、1枚目の写真の中央上で4種類のフィラメントを送り出している装置。bambulabのA1 miniという、お安くて精度がよい3Dプリンタなどで使える、多色造形のためのユニット「BMCU370C」である。純正の多色造形ユニット「https://jp.store.bambulab.com/products/ams-lite:AMS Lite」は単体で買うと34,800円だが、こちらは中華通販で1万円前後で買えるそうだ。さすが中国、売れると考えるとすぐ互換品が出てくるんだな。

どんどんおーぼ、どんどんおーぼじゃないか。昔「ログイン」という雑誌の「ヤマログ」コーナーのマスコットだったキャラクターが立体になっていた。「みなさまが生まれる前のキャラクター」とか書かれてる。確かに40年前だと多くの人にはそうなるか。年を取るものだ。

このように、3Dプリンタといってもいろいろなアプローチがあって、見ていて楽しいイベントだった。次回にも期待しちゃう。

とここで終わればめでたしなんだけれど、運営にはパンフレットについてお願いがある。アンケートのページは本稿執筆時点で準備中だったのでここに書いてしまおう。

パンフレットの後半には、個人参加のブース紹介ページが19ページある。1ページに6ブースあるから100以上のブースがここに掲載されている。

このページがとても使いにくかった。各ブースがどういう順序で並んでいるのかわからなかったからだ。ブースの識別コード順ではないしブースの五十音順でもない。会場での並び順でもないようだ。そして索引がないので、名前からブースの紹介を見たいときや識別コードだけわかるブースの紹介を見たいときは、19ページにわたる紹介ページをめくって見つけるしかない。これは不便。ぜひ改善をお願いしたい。

コーチャンフォーは広かった

コーチャンフォー若葉台店へ行ってきた。

コーチャンフォーは「Coach and Four」と書く。「4頭立ての馬車」という意味だそうだ。平屋でとても広い敷地に書店、文房具店(画材も)、ホビー関連(ガンプラとかパズルとか)、CD/DVD店、ガチャガチャコーナー、北海道物産コーナー、カフェ(ドトール)がある。店の面積の50%が本、30%が文具、20%が残りといったところ。

店の端に立って長辺の端までを撮るとこんな感じ。「端は霞んで見えない」と言われる。

面陳(表紙を見せる置き方)が多いのはそういう方針なのだそうだ。棚のぜいたくな使い方。

ここに来たらやはりこれでしょう。岩波文庫全部。

岩波新書全部。

ちくま文庫全部。(この棚の裏と合わせて)

奥には講談社学術文庫全部。ほかに角川ソフィア文庫も全部あった。

NHKの「100分de名著」の副読本全部。

文具コーナーには北海道限定のジェットストリーム(ボールペン)があった。北海道ものがあるのはコーチャンフォーの発祥の地だから。

ボールペンの替え芯の棚。数えたら引き出しが280もあった。

ガチャガチャのコーナーは店内のごく一部だけれどそれでもけっこう広い。

ワンフロアに全部入っているから、階を移動せず各コーナーを横断できるのが快適だ。数時間の滞在ではごく一部しか見て回れなかった。ここは一日中いられる。営業時間は9時から21時までで、京王相模原線の若葉台駅から徒歩5分、駐車場は買い物をすれば4時間無料。また行こう。

起動しなくなった自作PCのマザーボードをあわてて交換

2月に自作PCの電源ユニットを交換した。

このあたりから、PCが起動しづらくなっていた。電源を入れてもなにも出てこない。何度か電源を入れ直していると起動するので、面倒だけれど特に対処はしていなかった。電源をさらに交換するのはもっと面倒だし。

そうしたら先日、完全に起動しなくなった。何度電源を入れ直してもダメ。マザーボード上のなにかのLEDがゆっくり点滅している。よくないことが起きているようだが、LEDはマザーボードの裏にあってなにを訴えているのかわからない。起動しないのは2月に電源ユニットを交換したのが原因かもと考えて、いよいよ別の電源に交換してみた。しかしやはり起動しない。いけませんね。これはマザーボードがダメになっているのではないか。

翌日、秋葉原でマザーボードを買った。約18,000円。今回もまたASUS製で、チップセットはB450からB550にした。

買ったマザーボードの対応メモリ規格はDDR4で、一世代古いが使い回せる。現行世代のDDR5メモリは今すごく値段が上がっていて、今までと同じ32GBにしようとするだけで安くても6万円とかかかる。予定外の出費はなるべく抑えたい。

最大搭載可能メモリは64GBから128GBになった。AIを使うには最近メインメモリの容量も大事になってきて、32GBではいろいろつらい。ローカルLLMや動画生成をメモリの心配なく使おうとすると64GBでもきついらしいので、いつかは128GBと考えられるようになるだけでもよい。

それから、マザーボード上のNVMeスロットが1つから2つになった。SSDを一つ、外付けのケースに入れてぶら下げる必要がなくなった。

PCのマザーボードを交換するには、つながっているケーブルや端子をいったん全部外さなければならない。昨日交換した電源も元に戻すことにして、作業は3時間半くらいかかった。完成していよいよ電源を入れてみる。やっぱり画面になにも出てこない。ええー、なんということだ、マザーボードを交換してもダメなのか。

電源を入れると、マザーボード上で順に点灯していく4つのLEDがある。ブート時にシステムをチェックして、エラーがあると点灯する「Q-LED」機能だそうだ。LEDはDRAM、CPU、VGA、BOOTとあり、VGAのLEDが点灯していた。ビデオカードはRTX3060(12GB)である。壊れたのはマザーボードではなくこれなのだろうか。

はっと気がついた。ビデオカードに電源ケーブルをつないでいない。つないで電源を入れ直したら起動画面が出てきた。ふー、おどかしっこなしだぜ。

Windowsを起動するにはBitLockerの暗号化キーを入力しなさいと出た。どこに保存したっけ。「https://aka.ms/myrecoverykeyを見ること」とある。iPhoneで行ってみるとMicrosoftアカウントでログインしたのち、保存してあった暗号化キーを見ることができた。キーが複数ある場合は画面上のIDを見て、該当する欄の暗号化キーを入力する。これでOSが起動するようになった。

起動したのはWindows 10の旧システムだったので、UEFI BIOSで最初にブートするOSをWindows 11に選び直した。これでよし。アプリケーション類も問題なく動作した。

と思ったら、設定アプリを起動したところ「ライセンスに問題があります」と出た。これはWindows 11をクリーンインストールしたときも見たぞ。システムを変更すると出てくることがあるあれだ。「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」をクリックした。

「Microsoftアカウント」のダイアログボックスが出てきた。このPCの名前が出ている。「現在使用中のデバイスは、これです」のチェックボックスをオンにして「アクティブ化」をクリック。

無事に「Windowsはライセンス認証されています」となった。これでよし。


故障した(と思う)マザーボードは2020年に買ったものだった。ちょうど6年間使ったことになる。

この記事の末尾に「これでまた6~7年は使いたい」とあって、ぴったりなので笑ってしまった。

今回のトラブルではメインPCが約24時間使えなくなった。PCのパーツが完全に故障して起動もできなくなったのはいつ以来だろう。前回の電源トラブルはシステムの負荷が低ければ問題なく動いていたし、それ以前のカスタマイズもアップグレードが基本。故障して完全に使えなくなったのは本当に久しぶりだった。動作が怪しいときは面倒でもそのままにしないのがいい。わかっちゃいるけどこれがなかなか難しい。

大腸内視鏡検査2026

約13年ぶりに大腸内視鏡検査を受けた。

自覚症状はないし先日の人間ドックで引っかかったわけでもなく、たまには受けておいた方がいいと考えた。黄金頭さんが血便から大腸内視鏡検査を受けたところ、がんが見つかって治療した件も影響している。

まずは前回や前々回と同じ病院の消化器内科を受診した。これは予約できないので数時間かかるのを覚悟する。受付の札を取ってから呼ばれるまで30分ほどかかった。予想通りのスローペースである。消化器内科を案内され、また30分待って診察。自覚症状はないが大腸内視鏡検査を受けたいと話す。検査の日を決め、モビプレップ(検査当日に飲む下剤)を受け取って診察は終わった。

続いて看護師さんから当日までの段取りを聞いた。まず3日前から食事制限が始まる。野菜、果物、納豆、玄米などを食べてはいけない。そのほかは下の通り。「具なしのみそ汁」は本当にただのみそ汁だ。リーフレットには「検査前日」とあるが3日前からと言われた。

そういえば前回までは前日用の食事をもらったが、今回はそういうのはなかった。検査の知見がアップデートされているのかも。

続いて前日20時に小さい容器の下剤(ピコスルファートナトリウム)を飲み、当日朝にも薬を飲む。そこからモビプレップの下剤を2リットル作り、どんどん飲んでどんどん出して大腸をきれいにする。12時半に病院に行って受付をする、といった話も。前回までの検査では、当日検査を受ける人たちが病院に朝集合して、みんなで一室にこもり下剤を2リットル飲んでいった。ここも手順が変化していた。

また、検査中にポリープや怪しいところを見つけて切除した場合、その日は入院になる。下着や飲み物などを持ってくるように言われた。寝間着やタオルなどは病院で用意してもらえる(有料)。

この日は手続きが全部終わるまで2時間半くらいかかった。短くはないが予想ほど長くはなかった。当日はリハビリパンツ(大人用おむつ)をはいて来るとパンツを汚す心配がなくてよいというアドバイスももらったので病院の売店で1つ買った。

3日前からは食パン、卵、白米、豆腐、バナナ、りんご、チーズ、ヨーグルトといった食事に。単調ではあるけれど3日間だけなのでつらくはなかった。

検査前日の夜にピコスルファートナトリウムを飲んだら寝ている間にもうお腹がゆるくなり始め、夜中に何度もトイレに行った。当日朝にガストンを飲み、モビプレップの袋に水を注いで飲み始める。

少しずつ飲んでトイレに行くのを繰り返してお昼になった。モビプレップは全部飲んだ。大腸はだいぶきれいになったと思うけれど完全ではないようにも見える。それでも時間なので、入院になった時用の下着やペットボトルの飲み物、あと読み物として『タイタンの妖女』をカバンに入れた。そして下着をリハビリパンツに履き替えて病院へ向かった。

受付をすませて検査の待合室で着替える。上は検査着、下は尻に穴が空いている紙ズボン。荷物はロッカーへ。続いて点滴用のカテーテルを腕に刺して点滴が始まった。そして検査を待つ。受付から1時間ほどで検査になった。

ベッドに横になり、点滴には痛み止めが入れられた。先生が内視鏡を入れていく。モニタは見える位置にあって、カメラがどんどん入っていくのを見ることができた。しばらくするとカメラが前後するようになり、先生が「うーん」「こうやって…」とか言い始めた。横向きの姿勢から仰向けになるよう言われ、先生は操作する手に力を込めたりしている。カメラがなかなか奥まで入らず、時間がかかっているようだ。姿勢を何度か変えたり、先生が別の先生と「ここがこうで」「こうしたら」みたいな話をしたりして、ようやく一番奥まで入った。そこからは早くて、内視鏡を引き出しつつ写真を撮っていった。

検査にかかった時間は1時間ほど。痛み止めが抜けるまで30分ほど安静にし、点滴を抜いて着替えて消化器内科の診察室前で待つ。15分ほどで呼ばれ、さっきの先生から「異常はありませんでした」という検査結果を聞いた。出口付近が赤くなっているのは下痢のせいでしょうとのこと。「検査がなにか大変だったようですが」と聞いてみたら「内視鏡の入れ方の技術的なことで、検査結果に影響するものではありません」。

検査費は5,080円だった。最初の診察の1,640円と合わせて6,720円かかったことになる。

病院を出たのは15時半。大腸に問題がないとわかってほっとした。3日間の食事制限とか当日の下剤とかはまあまあ大変なものの、大腸がんの心配がひとまずなくなったのはすっきりする。次は10年以上空けずに検査しよう。大腸がんは内視鏡検査で予防できるので、皆さんも検査を受けましょう。