冷凍食品の説明書きにはたいてい、「解凍後に再凍結しないこと」という主旨の文言が書かれている。そして商品ごとに文章が細かく違っていて面白い。書き方のバリエーションを集めてみた。
まずは似ているけれどちょっとずつ違うシリーズ。

- 一度解けたものを再び凍らせると品質が変わることがありますのでご注意ください。
- 一度解けたものを再凍結させると、品質が変わることがありますのでおやめください。
- 一度解けたものを再凍結させると、品質が変わることがありますので、ご注意ください。
- 一度解けたものを再び凍らせますと、品質が変わることがありますので、再凍結はお止めください。
- 一度解けたものを再び凍らせると品質が変わることがありますのでご注意ください。
- 一度解凍したものを再び凍らせますと、品質が変わることがあります。ご注意ください。
- 一度解凍したものを再び凍らせると、品質が低下しますので、再凍結はおやめください。
- 一度解凍したものを再び凍らせると、品質が変わることがありますのでご注意ください。
- 一度解凍したものを再び凍結させますと品質が劣化しますので避けてください。
- 一旦解凍したものを再凍結すると、品質劣化の原因になりますのでおやめください。
- いったん解けたものを再び凍らせますと品質がかわることがありますので、再凍結はさけてください。
- いったん解けたものを再び凍らせますと品質が劣化しますのでお避け下さい。
- いったん解けたものを再び凍らせると品質が変わることがありますのでご注意ください。
- いったん解凍したものを再び凍らせると品質が変わる事がありますのでご注意ください。
- いったん溶けたものを再び凍らせますと品質が変わることがありますのでご注意ください。
- いったん溶けたものを再び凍らせますと、品質が低下しますので再凍結はおやめください。
これらは、おおむね以下の組み合わせでできている。
- 一度/いったん/一旦
- 解凍したものを/解けたものを/溶けたものを
- 再び凍らせますと/再び凍らせると/再凍結すると
- 品質が変わることがあります/品質が変わることがありますので/品質が変わる事がありますので/品質劣化の原因になりますので/品質が低下しますので/品質が劣化しますので
- ご注意ください/おやめください/再凍結はおやめください/再凍結はさけてください/お避け下さい
バリエーションの総数は3×3×3×6×5で810通り。読点の有無も考慮するともっと多くなる。
「解けたもの」と「溶けたもの」で表記が2種類あるのも目を引いた。「解凍」だから「解ける」にしたのかもしれない。でも「解ける」は「ほどける」「拘束がなくなる」「答えが出る」のような意味である。「固体が液状になる」は「溶ける」なのでここは「溶けたもの」がいいような気がする。
定型的な文章でないものもたくさんあった。

- 再凍結は避けてください。
- 再凍結はおやめください。
- 商品の再凍結は避けてください。
- 本製品の再凍結はお避けください。
- 解凍したものは再び冷凍しないで下さい。
- 解凍後やボイル後の再凍結はおやめください。
- 解凍後は再凍結を避け、当日中に召しあがってください。
- 一度解凍したものは再凍結しないでください
- 品質が変わる恐れがございます。再凍結はしないでください。
- 品質が低下いたしますので再凍結はしないで下さい。
- 品質が低下しますので再凍結はしないでください。
- 品質が低下しますので、再凍結はおやめください。
- 品質が低下しますので、解凍後の再凍結はおやめください。
- 再凍結は品質が低下しますので、おやめください。
- 一度解凍した冷凍食品を再び冷凍すると品質が劣化します。
- 一度解けた本品を再び凍らせますと、品質が変わり風味が落ちることがございます。
- いったん解けたものを再び凍らせると味、色、歯触り等の品質が変わりますのでご注意ください。
- 一度解凍したものは、再び凍結させないでください。品質が劣化することがあります。
- 一度解凍したものは、再凍結しないで必ず調理して下さい。再凍結しますと、品質劣化の原因になり味が落ちます。
このあたりは個性があってよい。
自分がここの文言を考える担当だったらどう書くだろう。こうかな。
一度解凍した本製品を再凍結させると品質が劣化しますのでおやめください。
なにを解凍するのかをはっきりさせるために「本製品」を入れて、「品質が変わる」ではなく「品質が劣化する」と明言する。いかがですか。
皆さんはどう書くでしょう。







































