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おみくじは大吉

今年もいつものように初詣へ行き、いつものようにおみくじを引いた。

第四十五番

我が道を愚直に進め
不可能に見えることも情熱をもってび続けなさい
他人の決めた常識にとらわれることなく 自分で決断せよ 予測できる未来などない 自分で創るものだ

運勢 大吉


  • 願望:一心に願えば叶う
  • 仕事:噂話や評判に翻弄される 中立を心がけよ
  • 恋愛:理想の人と出会う 積極的に行動しうまくいく
  • 健康:怪我に注意して生活せよ
  • 学業:一つ一つ達成していく 焦らず進め
  • 金運:絶好調のとき 売買利あり
  • 旅行:山登りや天体観測など自然のある場所が吉
  • 出産おさん:安産です 心を穏やかに

縁起物は大黒天だった。

大黒天だいこくてん
七福神の一神として恵比寿神と共に授福神の代表と知られています。「生産と販売」の御神徳で営業繁栄、商売繁盛、五穀豊穣として古くから信仰を集めています。財布等の中に入れて開運招福のお守としてたいせつにお持ち下さい。

去年の個人的トピックは、久しぶりに本をまるまる一冊編集できたこと。本を作るのはやっぱり楽しい。次はもう少し時間に余裕を持って制作したい。

世の中はジャニーズ事務所の性被害問題、宝塚歌劇団の団員自殺問題、自民党の裏金疑惑などがあった。長年見過ごされてきた問題が次々に噴き出してきたと感じる。自衛隊員だった女性が宴会でのセクハラを強制わいせつ罪として告発し、元同僚から有罪判決を勝ち取った件も世の中の変化の一つだろう。岸田政権は不景気なのに減税せず、国民からとにかくお金を巻き上げようとするのはやめてほしい。選挙を通じて、今日よりよい明日が来ると確信できる国にしたいものだ。

海外ではパレスチナで、ガザ地区からイスラエルへの襲撃に端を発したイスラエルの報復攻撃が今も続いている。これはウクライナ侵攻と違い、ロシアが撤退すれば済むような単純な話ではなく本当に胸が痛む。誰もが幸せに暮らせる世の中を目指していきたい。

今日は元日から石川県で震度7を観測する大きな地震があった。何度も大きな余震があり、今も日本本土の日本海側は全域にわたって津波警報津波注意報が出ている。一年の始まりにいきなりの災難だ。今年はどんな一年間になるだろうか。

これまでのおみくじ

2023年はこんな年でした

(このエントリの目的はhttps://ima.hatenablog.jp/entry/2020/12/31/170000#fromeditorをご参照ください)

1月の出来事

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APIで投稿したはてなブログの記事にcodocをつける正しい手順

ひとつ前のエントリ「FDM方式の3Dプリンタで出力するキーキャップの軸の設計」はいつものように、はてなブログライターを使って投稿した。そして初めてcodocと連携して、記事に投げ銭できるようにしようと思ったらこれがなかなか難しかった。

以下の手順以外だと「購入済の方はログインしてください」とだけ出て、有料部分の価格や「記事を購入」ボタンが表示されなくなることがある。

  1. 記事をいつものようにAPIを介して投稿。自分の場合ははてなブログライターを使う。このとき「====codoc_paywall: ここから下に有料部分を書いてください====」の行は含めない(有料部分を短い間でも公開したくない場合は、この時点では有料部分を含めない)
  2. 投稿した記事をはてなブログで表示し、「編集」ボタンをクリックして編集画面へ移動
  3. 投稿の入力フォームのカーソルを、以降を有料にしたい場所の最初の行(や記事の末尾)へ移動する
  4. 編集画面のサイドバーにある「¥」から「記事に有料部分を追加」をクリック。「====codoc_paywall: ……」が入力される
  5. 価格を入力し、「====codoc_paywall: ……」の行をコピーしてから「更新する」ボタンをクリック
  6. 記事を表示し、「この続きはcodocで購入」や記事のタイトル、価格などが出ていることを確認(codocにログインしている場合はいったんログアウトするかシークレットウィンドウを表示して確認)
  7. はてなブログライターのテキストファイルに「====codoc_paywall: ここから下に有料部分を書いてください====」と必要に応じて有料部分を追記し、はてなブログライターで更新

これではてなブログライターが管理するテキストファイルと実際の記事に齟齬がない状態で、記事の末尾に「この続きはcodocで購入」、有料部分の文字数、タイトルや価格、「記事を購入」ボタンが表示される。

記事の最初の登録時に「====codoc_paywall: ……」を含めていた場合、「記事に有料部分を追加」をクリックしてもその行が追加されるだけで価格を入力できない。その場合は以下のように操作する。

  1. 「記事に有料部分を追加」の下にある「codocの設定を開く」ボタンをクリック
  2. codocの記事編集画面が開く。「□編集を続行」のチェックボタンをオンにする
  3. 「単体販売」が「しない」になっているので「する」をクリック、価格を入力
  4. 「更新」ボタンをクリック

これでこんな感じに「この続きはcodocで購入」が表示される↓

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FDM方式の3Dプリンタで出力するキーキャップの軸の設計

これは「キーボード アドベントカレンダー2023(#2)」の16日目の記事です。12月1日から25日まで、持ち回りでキーボードについて記事を書いています。

自分でモデリングしたキーキャップの出力は、DMM.makeの3Dプリントサービスなど外部の業者に依頼するか、光造形(SLA)方式の3Dプリンタを使うのが一般的でしょう。個人向けの安価な3DプリンタにはFDM(熱溶解積層)方式の機種も多くありますが細かな造形が苦手なので、既存のキーキャップの軸をそのままモデリングしても軸の部分をうまく出力できません。

Cherry MXタイプのキーキャップの一般的な軸

Cherry MXキーキャップの各種寸法

Developer Page - CherryMX
光造形(SLA)方式の3Dプリンタの例

SLA方式は光で硬化するレジンを材料にして造形します。

FDM方式の3Dプリンタの例

FDM方式はプラスチックを熱で溶かして造形します。

FDM方式の3Dプリンタは、素材となるひも状のプラスチック(フィラメント)を熱で溶かして細く軟らかくし、3次元の形状を一筆書きで描きながら積み上げていきます。熱で細くなったフィラメントの太さはノズルの直径で決まり、一般的には0.4ミリです。一方キーキャップの軸は、太さ5.5ミリの円柱の中心に十字の穴が空いています。これは0.4ミリ幅のフィラメントで描くのが難しい細かさです。出力しても正しい形状にならず、キースイッチにうまく装着できません。

そこで形状を工夫し、比較的精度が低いFDM方式の3Dプリンタで出力してもキースイッチに装着できるキーキャップの軸を考案しました。こんな感じです。

CAD画面での外観
FDM方式の3Dプリンタで出力したもの
キースイッチに装着したところ

コの字を向かい合わせにしたような軸なので名付けて「[ ]軸」としたいのですが、これでは名前があっても読めないので「FDM軸」にします。軸部分の寸法は以下の通りです。

FDM軸の寸法

キースイッチの軸に接する部分の寸法は、お使いの3Dプリンタやフィラメントに合わせて調整が必要になるかもしれません。

キースイッチの中には、軸の周囲にカバーがついているものがあります。これだとFDM軸のキーキャップは装着できないかもと思いましたが、手持ちのKailh Box Royal(リンク先は遊舎工房)では装着できました。

Kailh Box Royalの外観(遊舎工房のショップページから引用)

https://shop.yushakobo.jp/products/kailh-box-royal

一方、Durock Splash Brothers(リンク先は遊舎工房)のように軸の周囲がタイトなキースイッチにはおそらく装着できないでしょう。その点はご了承ください。

Durock Splash Brothersの外観(遊舎工房のショップページから引用)

https://shop.yushakobo.jp/products/5364

モデリングするのが面倒な方のために、STLデータとFusion360用のf3dデータを無償で公開しています。試してみてください。

上のデータはキーの高さを3.9ミリとごく低くしています。3Dプリンタでの出力時間を短くし、キースイッチとのはめ合いをすぐに確認できるようにするためです。

f3dデータではキーの高さをパラメトリックに変更できます。

Fusion360で「FDM_axis.f3d」を開きます。履歴の2番目、「オフセット平面」のアイコンを右クリックして「フィーチャ編集」を選択します。
②「フィーチャ編集」の「距離」にキーの高さをミリメートル単位で入力します。たとえば「9」を入力して「OK」ボタンをクリックします。
③キーの高さが9ミリになりました。
軸の長さや面取りの位置は、キーの高さに合わせて自動的に変化します。

それからこのデータはキートップ部分が完全に平らです。少しへこませたデータも作ってみましたが、FDM方式の3Dプリンタは1層が0.1~0.2ミリ程度あるため、微妙な曲面をきれいに出力できませんでした。

3Dプリントもモデリングも面倒な方のために、我が家の3Dプリンタで出力したキーキャップを販売します…といきたかったのですが、3Dプリンタは調整が必要で無理でした。すみません。

最後に、キー部天キーでFDM軸の話をしたところ、「この知見はぜひ公開するべきですよ!」と提案してくださった@takashicompanyさんに感謝します。

この記事はエレコムTK-FBP044BKで書きました。自作キーボード界隈は長年追っていますが、自分が常用する自作キーボードはいつ完成するのでしょうか。

明日の記事はあるこさんの「2023年自作キーボード振り返り」です。自作キーボードはカスタマイズのパラメータが多すぎて、簡単に沼になるのがいいですよね!

本記事へ投げ銭したい方のためのリンクは以下です。お礼だけ書いてあります。よろしければお願いします。

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今シーズンのサンシェードは終了

今年の夏は暑かった。11月に入っても東京で夏日があったりして、最高気温は11月24日に24.2度、28日には22.5度だった。このくらいの気温だと、午後から夕方にかけては外からの熱を窓で遮断したくなる。それでも今シーズンはもう20度を超えるような最高気温は来ないようだ。サンシェードをすべて上げて、太陽の熱をなるべく室内に取り込む状態にした。

これまでのサンシェードを片づけた日の記録をふり返ってみよう。

今年は今までよりだいぶ遅かっただろうと思ったらそうでもなかった。確かに記録上一番遅い日ではあったが、去年やおととしもほぼ同じ日にサンシェードを片づけている。午後の日射しが十分弱くなるのがこの時期なのだろう。

サンシェードをかけた日の記録はどうだろうか。

こちらはけっこうばらつきがあって、4月にもう使い始めている年もあれば、6月まで使わなかった年もある。来年の春はどうなるだろうか。

自作キーボードのイベント「天キー5」に行ってきた

「天下一キーボードわいわい会vol.5」、略して「天キー5」へ行ってきた。コンピュータ用キーボードのイベントである。

天キー5のページ
天下一キーボードわいわい会 Vol.5 - connpass
中継録画
Daihuku(@Daihuku0015)さんによる会場レポート
会場入口の案内看板はレゴで作られていた

そのほかは当日のツイートから。

奇抜なキーボードはほかにもあったけれど、どんどん写真を撮る気分ではなかったのでこれだけです。ハッシュタグ#天キー」をたどるといろいろなキーボードを見られます。

セッションはサリチル酸@Salicylic_acid3)さんの「自作キーボードとポインティングデバイス」(中継録画では14分40秒あたりから)などを拝見。サリチル酸さんのテンションがやや高めで、今日も寝不足なのかなと心配になったりした。

それからイベントの最後に、キーボード関連の即売会「キーボードマーケットトーキョー」(キーケット)の開催が発表された。「自作キーボードのコミケというイメージ」だそうで、来年の3月2日に浅草の東京都立産業貿易センター 台東館で行われるとのこと。

自作キーボードの店「遊舎工房」でフリーマーケットが行われることもあったが、キーケットは参加サークル30ともうちょっと規模が大きい。どんなものが出てくるか楽しみだ。

天キーのほうは次回、来年の5月4日に開催する予定で準備中だそう。「ここの会場を次回も借りられるかは今日の皆さんのお行儀にかかっています」だったので確定ではない。おお心配。

蛇口のアタッチメントがまたねじ切れた

台所の水道の蛇口にはアタッチメントをつけている。ジンバル(首ふり)機構があり、シャワー/ストレートの切り換えができるタイプである。

そのアタッチメントのヘッド部分がねじ切れてしまったため交換したところまたねじ切れた。前回ねじ切れて交換したのは2021年9月23日。2年しかもたなかった。その前も同じくらいだと思う。

今まで使っていたのはこれ。近所のホームセンターで条件に合うのはこれしかなかった。

クリシャワースイング

今回は少し遠くのホームセンターでこれを買った。今度は長持ちするといいな。

SANEI キッチンシャワー

(2023年11月2日記)