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ネットに日記を書き始めてから25年

ネットにその日あったことや感じたことを書き始めてから今日で25年になった。最初の日は1997年の「95261.2km」。

25年! 四半世紀! ずいぶん遠くまで来たものだ。こんな年齢になった自分のことを今より若いときの自分はまったく想像できない。しかしいざその年齢に到達してみると劇的な変化があるとも感じられず、「なんだかこんなものなんだな」と妙に納得する。小学生くらいのときからそのくり返しだし、これからもそうなのだろう。

日記を書き始めたころの話は「今週のお題『私がブログを始めた理由』」(2011年)に詳しい。

ここ数年間での日記運営上の大きな出来事といえば、はてなダイアリーが2019年にサービス終了したことだ。今風にいえば「はてダがサ終した」。この年齢になると3年前はつい最近だ。

ダイアリーに載せた記事は今のはてなブログへすべて移した。しかしダイアリーに書いたはてな記法をそのままはてなブログへ移すと、表示結果にいろいろ問題があったので手直しをした。これが大変だった。詳しくは「22年分のはてなダイアリーをはてなブログにインポートした」にまとめた。

最近は1か月に1~2本くらいしかブログの記事を書いていない。Twitter@yimamura)は基本的に毎日なにか1つはツイートするようにしているが、ブログとなると書く時間と推敲の時間がそれなりにかかる。ブログに書きたいことが出てきても、時間だけでなく気持ちにも余裕がないとなかなか書けない。それに1つの記事を書き上げるのにかかる時間が以前より長くなっているような気もする。

そういえばわりと最近までは、1つのツイートにどうしてもまとめられない内容をブログにささっと書いたりしていた。連続ツイートはちょっとかっこ悪い、言いたいことは140字にまとめるのがよいと考えていた。しかし今のTwitterは複数のツイートをまとめて投稿できるなど、連続ツイートが簡単になっている。なのでそういう抵抗感はずいぶんなくなった。それにTwitterの拡散力はブログよりずっと大きいですからね。「みんなに読んでもらいたい」の気持ちが強かったら、「ブログを書きました」とタイトルやURLをツイートするのではなく、ブログの内容を140字ごとに区切ってそのままTwitterに転載するのが効果的な時代である。

ブログを続けているのは何度も書いているように、自分の文章をあとで読み返すのが楽しいからだ。それはツイートも同じなんだけれど、ある程度の長文は書き上げる手間が大きいからこそ、読み返す楽しみも大きくなる。今後も無理のないペースでブログを書き続けていきたい。

ウェブ日記×周年」みたいなタイトルの過去記事

最初は「はてなダイアリーに書き始めて×年」というのが多く、はてなダイアリー以前の日記をダイアリーに統合したあとは「ネット日記を始めて×年」が多い。次は2027年の「ネット日記で30周年」かな。