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更新履歴的日記:点取占い/HTMLの表

元記事:点取占い/HTMLの表】

点取占い更新。Internet Explorer 5.0(IE5.0)で、こちらの思うような見栄えになるように調整。

IE5.0は、全角スペースが複数並んだだけの文字列を無視するという仕様になっているらしい。一方、文字列のどこかにスペース以外の文字があれば、複数の全角スペースもその幅をもって表示される。占いの幅をとるために全角スペースを使っていたため、IE5.0では横幅が極端に短く表示されていたのである。マイクロソフトは、スペースでアキをとるのはHTMLの思想にもとると考えたのだろう。全角スペースの端になるべく目立たないようにと「.」を入れたら、ほかのブラウザと同じような幅で表示されるようになった。

点取占いは、表(table)タグを使って表示させている。表示結果を占いの実物に近づけるためには、表(占い)にある程度の幅が必要であるが、表の大きさをどうやって決めるかが問題だった。表を作るHTMLタグは、表の幅をピクセル数(ドット数)またはウィンドウ幅に対するパーセンテージで指定できる。幅をピクセル数で指定すると、大きな文字で表示されるようにWWWブラウザを設定している人の占いの幅は、小さな文字に設定している人と比べて相対的に狭く見えてしまう。ウィンドウ幅に対する割合による表幅の指定も同じようなもので、各人が思い思いのウィンドウ幅でWWWブラウザを使っている現状では、それぞれのブラウザにこちらの思う幅の占いを表示させるのは不可能である。そうなると、1文字の大きさを基準に表の幅を決めるためには、全角スペースを使うしか思いつかないのだった。

(ちなみに、半角スペースは基本的に、いくつ並べても1つの半角スペースとして扱われる。これはHTMLのルールである)