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Windows 11をインストールした

10月14日(火)にWindows 10のサポートが終わる。ギリギリになってしまったがWindows 11をインストールした。このWindows 10はいつごろインストールしたんだっけ。調べてみたら2020年4月だった。5年間使ったことになる。

Windows 10で困っていることはない。わざわざWindows 11にする動機はないのだがサポートが終わるのではやむを得ない。今回もクリーンインストールした。CドライブのSSDは500GBから2TBになった。これでしばらくはいろいろ入れても大丈夫だろう。

(最初にMicrosoftアカウントでログインするとユーザーフォルダ名が「勇輔」とかの日本語になってしまい、アプリケーションによってはそれが原因で不具合が出ることがある)

旧環境から引き継ぎたい設定などはなるべくエクスポートした。ChromeGoogleのアカウントでブラウザにログインすれば設定やブックマーク、拡張機能や履歴まで同期できる。DropboxやOneDriveを使えば重要なファイルも自動的に同期される。便利なものだ。まっさらな環境にドライバやアプリケーションをどんどん入れた。

そういえば使い始めてしばらくしたら「ライセンスが見つからない」と出た。Windows 11 Proのライセンスは27,800円。なんとかならないかなと設定を見ていたら、ライセンスに関するトラブルシューティングのダイアログボックスに「最近コンピュータの構成を変更しました」のようなリンクが小さく出ているのを見つけた。クリックしてみると「ライセンスされていたPC」としてこのマシンが出てきたので「これです」みたいなボタンをクリックし、無事にライセンスが確認された。(スクリーンショットを撮っておけばよかった)

それから、ATOKの動作設定(.aen)とキー入力の設定(.sty)をバックアップするのを忘れていた。マザーボードにはSSDスロットが1つしかなく、旧環境で起動するにはSSDを入れ替えなければならない。そしてSSDを入れ替えるにはビデオカードをいったん外さなければならない。これが大変だった。

しかもWindows 11はドライブを勝手にBitLockerで暗号化してしまう。旧環境のSSDで起動しようとしたら「BitLockerの暗号化キーを入力してください」と言われた。自分で暗号化した覚えはないのでキーはバックアップしていない。電源を切り、ビデオカードを外してSSDを新環境に戻して起動し、BitLockerコントロールパネルで旧SSDの暗号化をオフにした。そして改めてビデオカードを外して旧環境のSSDに交換して起動。ようやくATOKの設定を書き出すことができた。Windows 11を少し使ってからこれまでのWindows 10を起動するとすでに少し懐かしい。引っ越したあとのがらんとした家にちょっと戻ってきたような感覚があった。

それにしてもWindows 11はスタートメニューまわりがずいぶんシンプルになってしまった。少ないアプリケーションしか使わない人にはこれでもいいのだろうか。スタートメニューにピン留めしたアプリケーションアイコンは、スマートフォンのホーム画面のようにフォルダにまとめることができる。でもその中に入れたアプリケーションを起動するにはフォルダをクリックしなければならない。Windows 10のスタートメニューよりこのほうが便利だとマイクロソフトは考えているのだろうか。よくわからない。