ちょっと思い立って、Windows Vistaマシンにgdi++を入れてみた。フォントレンダリングの方式を変えて、文字をなるべくきれいに表示しますというプログラム。
- gdi++.dll @ wiki - トップページ(http://www18.atwiki.jp/gdiplus2/pages/1.html)
「初心者用スターターパック」(これはありがたい)をダウンロードしてHelium版を使い、ブラウザとエディタをきれいな表示にしてみたらおお、いい感じ。
左がWindowsデフォルトのClearType、右がgdi++。以下同。本文の「自転車」の「自」の字を見ると、ClearTypeは横線を1ピクセルの太さで表現しようとして、横線どうしの間隔が不揃いになっている。gdi++は横線どうしの間隔が揃う代わりに、太さが1ピクセルではなくなっている。gdi++の表示のほうが好みだ。
ITmediaのような、ページを強制的にMS Pゴシックで表示するサイトはこんな感じに。MS Pゴシックは好きではないが、これならまだ許せる。
Twitterの明朝体はジャギーが減って美しい。「返信」の「信」の字を見ると、ClearTypeとgdi++の違いがよくわかるだろう。
ブラウザの等幅フォントはVLゴシックを使っている。VLゴシックはClearTypeではかなり厳しかったのが、Mac並みにきれいになってうれしい。
参考までに、VLゴシックはMacではこんな感じ。こちらはさすがの美しさ。
きれいだと思う文字でコンピュータを使えるとストレスが減ってよい。小さいことかもしれないが大切だ。
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