オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

Windowsで使う等幅フォントをVLゴシック、Ricty、MeiryoKeから選ぶ

※本記事に登場するフォントをWindowsできれいに表示するには「MacType」が必須です

Firefoxでは、ブラウザの入力欄には等幅のフォントが使われる。今まで等幅フォントVLゴシックhttp://vlgothic.dicey.org/)を使っていたが、そういえばRictyってどうでしょうと試してみたくなった。

Rictyについて検索していたら、Windowsのシステムフォント「メイリオ」をもとに等幅フォント「MeiryoKe」を作るプログラムというのを見つけた。これも試してみよう。

VLゴシックRicty、MeiryoKeの3つを並べてみるとこんな感じ。

f:id:Imamura:20131121170803p:plain

Rictyは文字が小ぶりである。そのぶん文字間が開いていて文章を読むのには向かない。この特徴はソースコードの表示では長所になるだろう。

MeiryoKeはVLゴシックより文字間が詰まっている。そのぶん文字の連続性が高まって、文章を読むのによいような気がする。VLゴシックはやめて、しばらくMeiryoKeを使ってみよう。

しかしメイリオも決してベストなフォントではない。よいフォント探しは続けていきたい。

Windows 8.1OS X Mavericksにはどちらも新しいフォントとして「游ゴシック」と「游明朝」が入ったそうだ。Windows標準の明朝体といえば読みづらいこと火の如しのMS明朝しかなかったのだからすごい進歩。フォントのためにアップデートしてもいいかも。

ただ游フォントはプロポーショナルフォントであり、いい等幅フォントはなかなか見つからない。

Rictyを作る方法

Rictyは複数のフォントを組み合わせて作られている。そのライセンスの関係でフォントファイルそのものは配布されておらず、自分で作らなければならない。

WindowsRictyを作る方法
MacRictyを作る方法

追記:「モトヤLシーダ3等幅」といういいフォントを見つけました