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雇用格差社会を生きる

【元記事:雇用格差社会を生きる:d:id:manpukuya:20050402:nhk

NHKで、今の日本社会をおもに雇用から考える討論番組が放送されていた。こういう問題は、正社員は良い/フリーターは悪い、かどうかや、会社は搾取している/従業員は搾取されている、かどうか、といった単純な二元論に還元してしまえるものではない。

努力が報われない、という話が出ていたけれど、仕事で認められるには努力するのが当たり前であり、それが報われないと感じたら、自分の努力のベクトルを間違えていないかチェックすればよい。会社が求めない努力をいくらしても、それは自己満足にしかならない。それに、ただ頑張るだけで給料が上がるのなら、誰だって頑張る。給料は、頑張ったかどうかではなく、成果を出したかどうかで上がったり下がったりするものだ。

以前「ジェネジャン!」で、近藤さんは「自分が必要とされるように持って行くのが大切」のようなことを話していた。自分が必要とされる状況に飛び込むようにし、他人から必要とされるスキルを身につけるようにすれば、おのずと道は開けていくはずだ。

番組の終わりに、自分のこれからの生き方についてフリップにまとめる、という趣向があった。これは自分ならば、「自分をよく知り、周りをよく見る」といったところ。