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NHK「視点・論点」から

【元記事:NHK視点・論点」から:d:id:manpukuya:20071120:siten

ブラウザのタブに残してあって、そのうち読もうと思えども、なぜかなかなか読めない記事。

いっそこの際日記に書いて、ひとまずタブを減らしたい。

冒頭だけを引用してみて、いつか必ず読みましょう。

「シリーズ戦後『復興 そして循環型社会へ』」建築家 安藤忠雄(2007/8/14)

日本の戦後復興は、外国人から見ると、大変びっくりするような出来事だったと思います。

明治維新も、世界史の中の奇跡だと言われています。

これもまた、すばらしかったと。

このようなことが、どのようにして起こってきたかということを、考えてみたいと思います。

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生物と無生物のあいだ青山学院大学教授 福岡伸一(2007/9/12)

このほど私は『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)という 本を書きました。

ずっと書きたかったテーマを論じた本です。

命があるものと命がないものの間にはどのような線が引けるのか。

「生命とは何か?」という問いは、人類の歴史が始まって以来、繰り返し問い続けられてきました。

ある意味で永遠のこの問いに対して、現在、自分は何と答えることができるのだろうか、それをできるだけわかりやすい言葉にしようと思ったのです。

この本を書くにあたって、まず考えたことは、教科書はなぜつまらないか、ということです。

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「暴走老人」作家 藤原智美(2007/9/18)

今週の月曜日は、敬老の日でした。

きょうも、現代のお年寄りについて、考えてみたいと思います。

(中略)

例えばお店とか、電車とか公共施設なんかに行くと、

異様にびっくりするほど怒っている、老人の姿を見ます。

どうしたのかな? 聞いてみると、どうも大したことではない。

あるいは逆にその、この怒っているほうが悪いんじゃないか、というような例もあるんですね。

そういったことに気がつきだして、私はこの人たちを、こういうふうに呼んでます、

「暴走老人」ですね。

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「シリーズ格差・貧困」反貧困ネットワーク事務局長 湯浅誠(2007/10/2)

今日は、「格差の中の格差」とも言うべき、「貧困」についてお話したいと思います。

格差が広がって二極化が進むと、その下の極は、絶え間ない「底辺への競争」の中で、

「貧困」へと至ります。

今の日本社会は、その「貧困」が急速に広がっている社会です。

「貧困」とは何か。その公的な基準は、生活保護基準で定められる最低生活費に求めることができます。

憲法25条で保障された「健康で文化的な最低限度の生活」の具体的な内容を定めるのが、厚生労働省が毎年算定している最低生活費ですが、この基準を下回る人たちが、一説によれば1000万世帯を超える、とも言われています。

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「シリーズ格差・教育」御茶の水女子大学教授 耳塚寛明(2007/10/4)

だれが学力を獲得しているのか。90年代以降、所得や雇用機会などさまざまな面での格差拡大が指摘されています。教育格差、とりわけ子どもたちに見られる、学力の格差も注目すべき現象のひとつです。

100メートル競走をすれば差が出るのと同じで、子どもたちの学力に差異が生まれるのは当然のことです。社会学者のマイケル・ヤングは、人々の能力と努力に基づいて、社会的地位や報酬が与えられる社会を、メリトクラシー=業績主義社会と呼びました。どのような家庭に生まれたかではなく、能力と努力の成果としての業績がものをいう社会を、メリトクラシーと呼んだのです。ですから問題は、子どもたちの学力の差異が、業績主義的な競争の結果として、生まれているのかどうかだ、ということになります。

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「超振り付け学の現在」コンドルズ主宰 近藤良平(2007/10/08)

今日は超振り付け学の現在と題して振り付けにまつわる世界を話したいと思います。

まず「振り付け」といっても一般的には、さほどなじみのない言葉だと思います。

通常の定義では、「ある瞬間の体のポーズを構成したり、それらがつながる一連の動きを構成すること」などを指します。

しかしそれを形として理解することは、非常に難しいことに思えてしまいます。

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