「産む機械」発言と、大臣としての能力

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柳沢厚生労働大臣が「女性は子どもを産む機械」と発言したことで怒られた。

本人がその発言を「非常に不適切だった」と陳謝したのはまあそうかもと思う。でも、「わかりやすく説明しようとした結果の表現であって、一般的にそういう考え方をもっているわけでは全くない」というのは、いくらなんでも苦しくないですか。あなた嘘を言ってませんか。「神の国」発言のときの森元首相のように、「個人の考えをどうこう言われる筋合いはなーい!」みたいなことくらい言ってみてほしい。

大臣とか議員って、こういう「不適切な発言」で辞めるの辞めないのとよくやるけれど、「そういう表現を使うと怒る人がいますよ」というコンセンサスさえ確認すれば、あまり追及しなくてもいいように思う。

もし柳沢大臣がものすごく有能で、そのことを誰もが理解していたとしたらどうか。いやまあ、有能な人ならわかりやすく説明しようとしても、あのように反発を招く表現は使わないかもしれないけどそこは目をつぶって。

ともかく、もし厚生労働大臣が誰が見てもいい仕事をしていると認められていたら、あのような発言をしても大臣に辞職を迫る人はいないか、あってもその声はすぐにかき消されると思うのだ。裏を返せば、柳沢厚生労働大臣という人事の適確さは、「産む機械」発言ひとつで吹っ飛んでしまう程度だということにもなるかもしれない。

つまり、「簡単に取り替えがきく人だ」と思われないようにすることが大切なんだな。うん。

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