- 2019年7月4日付「はてなグループ終了に寄せて - #生存戦略 、それは - subtech」(http://subtech.g.hatena.ne.jp/secondlife/20190704/1562203081)
- 2007年10月23日付「日記を書く - jkondoのはてなブログ」(http://jkondo.hatenablog.com/entry/20071023/1193157322)
- 2016年1月31日付「はてな上場のこのタイミングで、『「へんな会社」のつくり方』をもう一度読んでみた - えいのうにっき」(https://blog.a-know.me/entry/2016/01/31/124625)
- 2016年12月1日付「働き方にルールを定めないのが『はてな流』スマートワーク | スマートワーク総研」(https://swri.jp/article/115)
- はてなのサービス終了遍歴
- はてなグループの代替サービスは?
- はてなからの各種お知らせはどうなるの?
- 追記(Kibelaレビュー/はてなグループの日記をはてなブログに手作業でインポートする手順の案)
- 追記2(2019年7月23日…はてなダイアリーにあった運営の日記がはてなブログへ移行)
- 追記3(2019年7月30日…はてなダイアリーの公開が終了)
- 追記4(2019年10月24日…はてなグループ終了時の運営の方針が少しわかった)
- 追記5(2020年2月1日…はてなグループは終了した)
- 追記6(2020年5月10日…はてなの「機能変更、お知らせなど」がまとめてはてなブログへ移動した)
- トラックバック
はてなが提供するグループウェア「はてなグループ」の終了が告知された。
- 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 - 機能変更、お知らせなど(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenagroup/20190703/1562137447)
はてなグループは、はてな自身が社内の情報共有システムとして使っていたと聞いていたから意外だ。たとえばこんな感じ。
2019年7月4日付「はてなグループ終了に寄せて - #生存戦略 、それは - subtech」(http://subtech.g.hatena.ne.jp/secondlife/20190704/1562203081)
はてな社内では、はてなグループは徹底的に利用されていて、技術仕様、日報、メモ書き、ミーティングアジェンダ〜議事、プレゼンテーション、社内告知、雑談、サービスアイディアのディスカッション等々、毎日のように情報を書き込んで、誰かの書いた情報を見ていた
はてなグループ終了に寄せて - #生存戦略 、それは - subtech
2007年10月23日付「日記を書く - jkondoのはてなブログ」(http://jkondo.hatenablog.com/entry/20071023/1193157322)
近藤社長(当時、id:jkondo)がアメリカへ渡っているときのエントリ。はてなグループが活発に使われている状況を知ることができる。
日記を書く - jkondoのはてなブログ
- はてなグループhttp://g.hatena.ne.jp/を利用した社内グループには毎日頻繁に仕事の内容などを書いています。大体毎日10件以上のエントリーを書いている気がします
- 社員は全員これを読んでいて、アメリカと日本で距離が離れている体制を克服し、効率的に仕事を回せるようになっています
- 社員が全員日記を持って更新しているので、これに目を通して、必要な判断をして返事をするだけでも結構な時間がかかります。が、これのおかげでアメリカにいても大体社内の仕事のことは分かります。僕が分かるだけじゃなくて、他のメンバーも、他の日記などを見て回れば社内で何が動いているのかが分かるので便利です
- メインのグループ以外に、プロジェクトごとに分かれたグループが5,6個あり、こちらも定期的に見て更新しています。最近の悩みは、さらにこれを効率的に読んだりするにはどうしたら良いかなあということで、いろいろ考えているうちに何か新しいグループのサービスを作ると良いかもしれない、なんて思い始めています
2016年1月31日付「はてな上場のこのタイミングで、『「へんな会社」のつくり方』をもう一度読んでみた - えいのうにっき」(https://blog.a-know.me/entry/2016/01/31/124625)
2005年の3月にはてな取締役に就任された梅田望夫氏が、就任後、はてな社内のグループウェアのアカウントをもらったときのことをこう書いている。
はてな上場のこのタイミングで、『「へんな会社」のつくり方』をもう一度読んでみた - えいのうにっき取締役就任が決まった翌日、私は近藤からはてな社内のグループウェアのアカウントをもらった。アクセスして、まず驚き、そしてしばらくして、その新しさに惹かれた。組織内で起こっている何から何までが社員全員に公開され、本来ならば組織内のごく一部の人だけが読むべき、普通なら電子メールでやり取りされる内容も、すべて全員が読めるようになっていたからである。(P.179)
- 作者:近藤 淳也
- 発売日: 2006/02/13
- メディア: 単行本
2016年12月1日付「働き方にルールを定めないのが『はてな流』スマートワーク | スマートワーク総研」(https://swri.jp/article/115)
はてなのコーポレート本部 人事・総務部長の松田光憲氏(当時)へのインタビュー記事。2016年でもこの調子。
はてなでは社内イントラネットとして自社サービスのグループウェアである「はてなグループ」を使っています。個人ユーザー様に提供しているものと同じく、「はてなダイアリー」をベースとした日記投稿システムがありますので、そこに皆が日々書き込みをしているんです。そこから声が伝わってくるという感じですね。
リアルタイムのやり取りは弊社でもSlackを使っていますが、それ以外の日々の伝達はこの日記で行っており、メールを使うことはまずありません。(…)
そしてこの日記は社員であれば誰でも見られるようになっているんです。在宅勤務制度もそこでの書き込みを見て、というのがきっかけでした。弊社は「テキスト文化」が浸透していると思います。皆文章をめちゃくちゃ書きますね(笑) ログもすごい量を残します。
(…)
わたしも新しい人事制度が始まる際には、はてなグループの日記にエントリー記事を書き、社員全員にトラックバック(通知)を飛ばします。一般的な会社ですと一斉メールなどでしょうけど、はてなの場合は、そのエントリーを読んだ人から「はてなスター」が付きますね(笑)
(…)
例えば子どもが生まれました、というエントリーには☆がいっぱい付きますね。単に「今日は休みます」という連絡も、その投稿に上司がスターを付けることで「承認」といった具合です(笑)
(…)
それが業務コミュニケーションのツールですから、ある意味当たり前なんです。もちろんオフィスでの直接のコミュニケーションや、テレカンでのやり取りというのもあるのですが、様々なサービスを展開するなかで、オフィスや職種を跨いだやり取りも沢山発生します。そういったなかで、はてなグループでの「日記」は有効なコミュニケーションツールになっていると思います。
(…)
はてな社内では、この「日記」をフローな情報の投稿先、そして社員名簿やテレビ会議システムの使い方などストック的な情報は日記からも自動的にリンクされる「キーワード」にまとめていくようにしています。
第5回 働き方にルールを定めないのが「はてな流」スマートワーク | スマートワーク総研
社内でそこまで使い込んでいたはてなグループをやめてしまうとなると、じゃあはてなは今どんな方法で社内の情報を共有しているのだろうか。これはぜひどこかメディアが取材してほしい。岡田結花記者に書いてもらうのはどうでしょう。
はてなのサービス終了遍歴
はてなは新しいサービスを作っては終了させるというイメージがある。特に近藤社長の時代はウェブのトレンドに合わせて、はてならしいアレンジを加えたサービスがたくさん投入されてきた。同時にわりとどんどん終了させてもいて、数年以上運営されてきて2014年8月までに終了したのが次のサービスである。
- 2014年8月までに終了したはてなのサービス(終了日順)
さて、はてなの社長が近藤氏から栗栖氏(id:chris4403)に代わったのが2014年8月。2016年ごろから怒濤のサービス終了ラッシュが始まる。
- 2014年8月1日:近藤淳也氏(id:jkondo)、はてなの社長を退任し会長に就任。後任は栗栖義臣氏(id:chris4403)(http://jkondo.hatenablog.com/entry/2014/08/01/105415)
- 2016年2月29日:はてなスペース終了(http://space.hatenastaff.com/entry/2016/01/12/143219)
- 2016年6月16日:はてなスターのドメインページ機能を廃止(http://d.hatena.ne.jp/hatenastar/20160602/1464846482)
- 2017年3月14日:はてなフォトライフの動画アップロード機能を終了(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenafotolife/20170210/1486704028)
- 2017年7月3日:はてなダイアリーの新規開設を終了(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20170605/1496643809)
- 2017年8月7日:はてなカウンター終了(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenacounter/20170605/1496643808)
- 2017年10月2日:はてなスクリーンショット終了(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenashot/20170831/1504155984)
- 2018年8月30日:はてなダイアリーの終了を告知(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20180830/blog_unify)
- 2018年9月11日:終了予定のサービスや機能の一覧が発表される(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20180911/1536650034)
- 終了予定:はてなグラフ、はてな認証(2018年11月5日終了済み)、はてな検索、はてなMobileGateWay、ポケットはてな、各サービスのフィーチャーフォン向けの機能・サポート、はてなキーワードAPI、はてなメッセージAPI、はてなポイント送信機能(2018年11月28日終了済み)
- はてラボへの移行:はてなアンテナ(2019年1月11日移行済み)
- 一部機能の終了:はてなフォトライフ(人気写真一覧や焦点距離一覧ページなど、複数のユーザーの写真を表示するページ)、はてなスター(スターコメント)
- 2018年10月15日:はてなキーワードの作成・編集機能を停止(http://keyword.hatenastaff.com/entry/2018/09/18/182500)
- 2018年11月5日:はてな認証APIの提供を終了(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20181012/1539329057)
- 2018年11月19日:はてなハイクの終了を告知(http://d.hatena.ne.jp/hatenahaiku/20181119/1542593695)
- 2018年11月28日:はてなポイントの送信機能を停止(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/20181128/1543370611)
- 2019年3月6日:はてなダイアリーの閲覧以外の機能を停止、はてなブログへの自動移行を開始(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20190307/1551943732)
- 2019年3月27日:はてなハイク終了(http://d.hatena.ne.jp/hatenahaiku/20190327/1553675852)
- 2019年6月18日:はてなフォトライフのスライドショー、ウェブカメラアップロード、お絵かき機能、明るさの調整、動画プレーヤーの廃止を告知(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenafotolife/20190618/1560845953)※このときアップロード画面の刷新に合わせて告知なしで、画像の長辺のピクセル数とオリジナルサイズの画像を保存するかどうかについてアップロード時の一時的な設定ができなくなる(不便→フィードバック済み)
- 2019年6月20日:はてなキーワードの共同編集機能と編集履歴の公開を停止(http://staff.hatenablog.com/entry/2019/06/20/153000)
- 2019年7月3日:はてなグループの終了を告知(NEW!)(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenagroup/20190703/1562137447)
- 2019年末:はてなグループ終了
2014年以降、実験的サービスを提供する「はてラボ」(http://hatelabo.jp/)ではいくつか新しいサービスが公開されたが、正式サービスに至ったものはない。新しいサービスは始まらない一方、既存のサービスをどんどん終了させている。サービス終了の理由として多く挙げられているのは、「システムの老朽化でメンテナンスが難しくなった」というものである。
でもね、はてながサービスを継続するべきと判断すれば年単位のリソースをかけても新システムにリプレースするわけです。下ははてなブックマークのシステムを数年かけてフルリライトしたという発表について。
- ScalaMatsuri2019にて「いかにして我々は10年もののPerlプロダクトをScalaでリプレースしたか」というタイトルで登壇しました - Hatena Developer Blog(https://developer.hatenastaff.com/entry/2019/07/09/103000)
- いかにして我々は10年もののPerlプロダクトをScalaでリプレースしたか - ScalaMatsuri 2019(http://2019.scalamatsuri.org/ja/candidates/tanishiking_1/)
- How we replaced a 10-year-old Perl product using Scala - Speaker Deck(https://speakerdeck.com/tanishiking/how-we-replaced-a-10-year-old-perl-product-using-scala)
これはこれですごいことだが、つまり結局は運営の胸先三寸であって必要と思えば続けてくれるのだ。終了の告知にしばしばくっついてくる「開発リソースをほかに集中するため」や「役割を終えたと判断しました」という説明も、実質的にはなにも言っていないのと同じで空しく感じられる。
もちろん会社が運営するサービスなのだから、儲からなければやめるのは基本である。しかし直接の収益にはならなくても会社の宣伝と考えて続ける道だってある。デイリーポータルZだってずっと赤字だそうではないか。でも2002年からずっと続いている。
- デイリーポータルZは万年赤字!? 編集長・林さんがサラリーマンを続ける理由 | 森田雄&林真理子が聴く「Web系キャリア探訪」 | Web担当者Forum(https://webtan.impress.co.jp/e/2019/06/27/33074)
はてなハイクを終わらせたのは象徴的で、これは単にユーザーが好きなことを書き込む場ではなく、ユーザーどうしの関係が大事なSNSサービスだった。それでもシステムの老朽化などを理由に終了させてしまった。「はてなは10年以上続いたコミュニティを破壊してでも技術的負債を解消しない会社ですよ」というメッセージを発することになった。
- はてなハイクも終わっちゃう+避難先になりそうなサービス一覧 - ただいま村(http://ima.hatenablog.jp/entry/2018/11/20/235900)
- 技術的負債とは
- 改修を続けたコンピュータシステムが複雑な構造になるにつれて増大していくメンテナンスコスト、といった意味。今後のためにモダンなシステムに入れ替える=技術的負債を解消しようとすると多くのリソースが必要になる。技術的負債の解消にかかるコストと結果のメリットを天秤にかけることになるが、増築を重ねた旅館を建て替える話と同様、その判断は難しい。
- 技術的負債 - Qiita(https://qiita.com/erukiti/items/9cc7850250268582dde7)
- 「技術的負債とはどういうものなのか?」をテトリスに例えるとこうなる - GIGAZINE(https://gigazine.net/news/20190322-technical-debt-tetris/)
そして今回の、はてなグループの終了発表である。はてなグループもコミュニティサービスだが、今回もシステムの老朽化や開発リソースの集中を終了の理由に挙げている。どう説明しても、つまりは手をかけるメリットを見出せないということだろうなと感じる。
現在のはてなは、事業の柱を3つ挙げている。
(「決算説明資料」にある「【PDF】2018年7月期 通期決算説明会資料」から)
「コンテンツプラットフォームサービス」「コンテンツマーケティングサービス」「テクノロジーソリューションサービス」はそれぞれ、以下のサービスを表している。その中で、「コンテンツプラットフォームサービス」が我々一般のユーザーが利用しているサービスである。
- コンテンツプラットフォームサービス(BtoC)
- コンテンツマーケティングサービス(BtoB)
- はてなブログMedia(オウンドメディアの構築・運営支援サービス)
- テクノロジーソリューションサービス(BtoB)
人力検索はてなは長年放置されているけれど、ほかの2つのBtoCサービス、はてなブックマークとはてなブログは活発に開発されている。はてなはほかにBtoBのサービスを展開していて、売上高はそれぞれおおむね1/3ずつ。BtoCの比率は昔よりだいぶ下がっただろうが、BtoB事業が堅調なのは会社の安定的な成長を考えると悪いことではない。
はてなは、一般ユーザー向けサービスとして開発を続けるのははてなブックマークとはてなブログだけで、それ以外のBtoC向けサービスの開発リソースはBtoB事業に振り向けたいという意思を感じる。昔のような、一般ユーザーをたくさん集めて面白いつながりを提供するへんな会社ではなくなっていくのだろう。
近藤氏ははてなダイアリーをよく更新していたが、栗栖氏はあまりはてなブログを更新しない(→はてな2代目社長のブログ)。はてながどういう考えで運営されていくのかを知る機会がずっと少なくなってしまったのが残念だ。IR情報から経営方針を知ることはできるとはいえ、UGCサービスも行っている会社の情報発信としては寂しい。
はてなグループの代替サービスは?
以下はブコメなどで紹介されていたもの。使ったことはありません。
Kibela
- Kibela (キベラ) - 個人の発信を組織の力にする情報共有ツール(https://kibe.la/ja)
はてなグループからのKibelaへの引っ越しについて書かれた記事を見つけた。
- 「はてなグループからKibelaに引っ越した」その1 引っ越した理由 - toguoのブログ(https://toguo.hatenablog.com/entry/2019/02/09/180000)
- 「はてなグループからKibelaに引っ越した」その2 はてなグループからのデータ移行 - toguoのブログ(https://toguo.hatenablog.com/entry/2019/02/16/180000)
「次回はKibelaを使ってみての感想を」と書かれた「その2」から140日。今こそ「その3」をぜひ!
(追記)↓書いてくださいました!
- 「はてなグループからKibelaに引っ越した」その3 移行後の感想とか - toguoのブログ(https://toguo.hatenablog.com/entry/2019/07/13/170000)
Notion
- Notion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.(https://www.notion.so/)
Qiita:Team
これは有料プランのみ。
- 生産性を向上させる情報共有ツール - キータチーム(Qiita:Team)(https://teams.qiita.com/)
どのサービスに移行するにしても手間はかかるし、ついてこられない人もいるだろう。コミュニティのサービスを終了するなら、はてなダイアリーからはてなブログへのインポートのような、手間の少ない移行プランをぜひ用意してほしいものだ。
(上の各サービスは、はてなグループから移行できるようにしたらユーザーが増えるかもしれませんよ)
はてなからの各種お知らせはどうなるの?
そもそも、はてなの各サービスのお知らせは多くがはてなグループ(g:hatena)で運営されている。これらははてなグループが終了したらどうなるのだろうか。はてなブログへ移行してリダイレクトされるようになるのかな。それならはてなグループの日記をはてなブログへインポートするしくみを用意してほしい。
自分が知っている、はてなグループ上の運営からのお知らせ日記は以下。
- はてなグループ上の運営からのお知らせ(継続中のサービス、最終更新日付順)
-
- はてなグループ日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenagroup/、最終更新2019年7月3日)
- はてなの日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatena/、最終更新2019年7月3日)
- はてなフォトライフ日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenafotolife/、最終更新2019年6月18日)
- はてな情報削除・発信者情報開示関連事例(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenasupport/、最終更新2019年6月3日)
- はてなアンテナ日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenaantenna/、最終更新2019年1月10日)
- 人力検索はてなの日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenaquestion/、最終更新2017年10月12日)
- はてなグラフ日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenagraph/、最終更新2013年10月3日)
- はてなグリースモンキー日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenamonkey/、最終更新2009年1月7日)
- はてな技術発表会日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenatech/、最終更新2007年8月21日)
- はてなロゴ日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenalogo/、最終更新2007年5月29日)
- はてなグループ上の運営からのお知らせ(終了したサービス、最終更新日付順)
-
- はてなスクリーンショット日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenashot/、最終更新2017年8月31日)
- はてなカウンター日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenacounter/、最終更新2017年8月7日)
- はてなマップ日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenamap/、最終更新2015年9月28日)
- はてラボの日記※旧(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatelabo/、最終更新2014年2月13日)
- はてなアイデア日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenaidea/、最終更新2013年7月31日)
- はてなリング日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenaring/、最終更新2012年10月1日)
- はてなRSS日記(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenarss/、最終更新2010年7月1日)
- はてな使い方メールマガジン『週刊はてな塾』(http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenatips/、最終更新2007年5月22日)
- はてなダイアリー上の運営からのお知らせ(最終更新日付順)
-
- はてな義援金窓口(http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/、最終更新2019年6月4日)
- はてなダイアリー日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/、最終更新2019年4月24日)
- はてなハイク日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenahaiku/、最終更新2019年3月28日)
- ポケットはてな日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenamobile/、最終更新2018年9月26日)
- はてなメッセージ日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenamessage/、最終更新2017年1月11日)
- はてなスター日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenastar/、最終更新2016年6月2日)
- はてなハイク2日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenahaiku2/、最終更新2012年10月1日)
- はてなワールド日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenaworld/、最終更新2010年6月18日)
はてなグループの日記からはてなブログへのインポート手順が用意されないとしたら、これらの過去日記もリダイレクトされないことになる。それはURLの永続性を断ち切ることになってよくない。
いや待てよ、はてなダイアリーから告知されていたお知らせもけっこうあって、それも今のところすべてはてなブログへ移行されずにいる。
これらははてなダイアリーからはてなブログへ移行してリダイレクトされるようになると思っていたが、今のところどれもはてなダイアリーのままだ。
そして気がついた。はてなグループははてな社内では使い続け、一般ユーザーの利用を停止するだけという可能性もあるんだな。一般ユーザーが使うことを考えずにすむならシステムが古くても改修の必要性は少ない。
はてなダイアリーも同様に、一般ユーザーのダイアリーははてなブログへ自動移行される一方、運営のはてなダイアリーはそのままなのかもしれない。
それならそれで、実際どうなのか知りたい。やっぱりどこかのメディアが取材してくれないかなあ。
(次ははてなグループの日記をはてなブログへ移す手順について書くつもり。ただしはてなグループ内の記事についたブックマークやはてなスターの移行はできません)
追記(Kibelaレビュー/はてなグループの日記をはてなブログに手作業でインポートする手順の案)
はてなグループからKibelaへ移行した感想が以下にアップされました。ありがとうございます。
- 「はてなグループからKibelaに引っ越した」その3 移行後の感想とか - toguoのブログ(https://toguo.hatenablog.com/entry/2019/07/13/170000)
はてなグループの日記をはてなブログに移行するにあたっては、以下のような手順でいけそうな気がします。スクリプトを新しく書く必要があります。(書かないと…でもサンデープログラマ未満の自分より早く正しくきれいに書ける人がたくさんいるだろう)
- はてなブログを「はてなダイアリーライター」で更新できるようにする。方法は↓で解説しています
- はてなブログにインポートしたダイアリーの内容をまとめて修正できるようにする方法 - ただいま村(http://ima.hatenablog.jp/entry/2019/02/01/170000)
- はてなグループの日記を「設定」-(詳細設定)-「データ管理」-「日記のダウンロード」からCSV形式でダウンロード
- csv2hwで「はてなダイアリーライター」形式のテキストファイルに変換
- csv2hw.pl:csv2hw.pl: CSV からはてダラ形式への変換スクリプト→日付ごとのテキストファイルが生成される
- 各日付のテキストファイルに「はてなブログライター」形式のヘッダを記入し1つにまとめる(「hbw_uniter.pl」を作り替える方法でできそう)
- hbw_uniter.plの説明:今までにはてなブログライター向けに作成したテキストファイルを1つにまとめる方法 - ただいま村(http://ima.hatenablog.jp/entry/2019/01/04/224500)
- 1つの日付から複数の記事に分離するのと、カテゴリを抽出して「category: カテゴリ1, カテゴリ2…」にする処理をどうしよう
- エポック秒(*t*)で登録されたエントリは時刻も合わせたい
- はてなブログのはてな記法はダイアリーとはだいぶ違っているので、以下の記事を参考に全文を検索・置換する
- はてなダイアリーからはてなブログへ引っ越す前にはてな記法をはてなブログ向けに修正する - ただいま村(http://ima.hatenablog.jp/entry/2019/01/12/235959)
- 「はてなブログライタースプリッタ」と「はてなブログライター」ではてなブログへ登録していく(はてなブログは一日に100記事までしか登録できないので、100記事以上あるときは24時間おきに実行していく)
- 「はてなブログライタースプリッタ」をGitHubに登録 - ただいま村(http://ima.hatenablog.jp/entry/2019/01/04/060000)
- 「はてなブログライター」を作りました - rna fragments(http://rna.hatenadiary.jp/entry/20170215/p1)
はてなブログ以外へ持っていく場合、はてな記法をMarkdownに変換する方法もあるようだ。(未検証です)
Re:VIEWで電子書籍とInDesign向けXMLを作るぞ - ただいま村
- はてな記法→Markdown(Hateda2md)
- 一生涯はてな記法しますか?それともMarkdownしますか?(http://melborne.github.io/2012/05/05/to-be-hatena-notation-or-to-be-markdown/)
MarkdownにしてしまえばPandocでHTMLにも変換できるだろう。
追記2(2019年7月23日…はてなダイアリーにあった運営の日記がはてなブログへ移行)
「はてなダイアリー日記」ほか、はてなダイアリー上にあったはてなの告知日記はすべてはてなブログへ移行した。
- はてなダイアリーにあった運営からのお知らせ(最終更新日付順)
-
- はてな義援金窓口(http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/、最終更新2019年6月4日)→https://contrib.hatenastaff.com/
- はてなダイアリー日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/、最終更新2019年4月24日)→https://diary.hatenastaff.com/
- はてなハイク日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenahaiku/、最終更新2019年3月28日)→https://haiku.hatenastaff.com/
- ポケットはてな日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenamobile/、最終更新2018年9月26日)→https://mobile.hatenastaff.com/
- はてなメッセージ日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenamessage/、最終更新2017年1月11日)→https://message.hatenastaff.com/
- はてなスター日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenastar/、最終更新2016年6月2日)→https://star.hatenastaff.com/
- はてなハイク2日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenahaiku2/、最終更新2012年10月1日)→https://haiku2.hatenastaff.com/
- はてなワールド日記(http://d.hatena.ne.jp/hatenaworld/、最終更新2010年6月18日)→https://world.hatenastaff.com/
しかしhttpだったd.hatena.ne.jpからhttpsのhatenastaff.comへ移行したため、過去の記事のはてなブックマークはすべて0にリセットされている。
たとえば、はてなダイアリーの終了の告知はhttp://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20180830/blog_unifyで、この記事のブックマークページはhttps://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20180830/blog_unifyとなる。ブックマーク数はである。
一方、同じ記事がはてなブログに移行するとhttps://diary.hatenastaff.com/entry/20180830/blog_unifyとなる。そのブックマークページはhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/diary.hatenastaff.com/entry/20180830/blog_unifyで、これを書いている時点では「このページはまだブックマークされていません」になっている(現在は)。
「はてなスター・はてなブックマークの移行について - HTTPSで配信する - はてなブログ ヘルプ」によると「はてなブックマーク数によっては、移行完了までに時間がかかることがあります」とのことなので、しばらくしたら解決するのかも。
追記3(2019年7月30日…はてなダイアリーの公開が終了)
はてなダイアリーからはてなブログへの自動移行が完了し、すべてのはてなダイアリーが公開終了となった。
はてなダイアリーからはてなブログへの自動移行が完了し、はてなダイアリーでの記事の公開が終了しました - はてなダイアリー日記
はてなダイアリーからはてなブログへの自動移行が完了し、はてなダイアリーでの記事の公開が終了しました - はてなダイアリー日記
- はてなブックマークについては、徐々に移行が行われていきます
- 移行完了までに数ヶ月かかる可能性もございますが、何卒ご了承ください
ということなので、たぶんhttpがhttpsになってもはてなブックマークはちゃんと移行するのだろう。(これだと、httpのページとそれがhttpsになったページを両方ブックマークしておいたら、はてなブックマークが移行したときhttpsのブックマークコメントは消えそうな気がする)
追記4(2019年10月24日…はてなグループ終了時の運営の方針が少しわかった)
続きを書きました。
- はてなグループ上の日記は全部リンク切れになるらしい - ただいま村(http://ima.hatenablog.jp/entry/2019/10/24/160000)
追記5(2020年2月1日…はてなグループは終了した)
はてなグループは終了した。上の記事に書いた「全部リンク切れ」にはならなかった。
はてなグループ上のURLは、はてなのはてなグループ(https://hatena.g.hatena.ne.jp/)とはてなダイアリーのヘルプ(https://hatenadiary.g.hatena.ne.jp/)を除いて、すべて「はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました」(https://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenagroup/20191209/1575882230)へリダイレクトされるようになった。
「はてなグループははてな社内では使い続け、一般ユーザーの利用を停止するだけ」になったんだね。運営からの告知はURLの永続性が保たれることになってよいことだ。
追記6(2020年5月10日…はてなの「機能変更、お知らせなど」がまとめてはてなブログへ移動した)
はてなグループの終了にともない、はてなのさまざまなサービスの告知をおこなってまいりました日記類を、はてなブログに移転いたしました。
過去の記事も引き続きご覧いただけます。
はてなの「機能変更、お知らせなど」をはてなブログに移転しました - はてなの告知
上の引用で「はてなグループの終了」には「https://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenagroup/20191209/1575882230」というリンクが書かれている。そこへ行くと「https://hatena-announce.hatenastaff.com/entry/2019/12/09/000000」へリダイレクトされるようになった。はてなグループ上で行われていたはてな関係の告知はまとめて「https://hatena-announce.hatenastaff.com/」に移行したことになる。はてなブックマークはリダイレクトされていない。
はてなダイアリーのヘルプ(https://hatenadiary.g.hatena.ne.jp/)は変わらずはてなグループ上にある。