アップしました。
- データ中継衛星「こだま」(DRTS)軌道上運用10年達成に関する記者説明会 - ただいま村(http://ima.hatenablog.jp/entry/2012/09/18/143000)
ぶら下がりで聞いた話で、衛星の推進剤の量について。
- 静止衛星は衛星の乾燥重量とざっくりいって同じくらいの推進剤を積んでいく
- 「こだま」の場合乾燥重量は1.5トン、推進剤も1.5トン程度
- 静止軌道に乗せるために推進剤の多くを使ってしまう
- 軌道投入時に残った推進剤は約230キロ
- 現在残っている推進剤は50キロ
- その半分、25キロ程度をデオービット用にとっておく
※デオービットとは、運用が終わった静止衛星をいわゆる「墓場軌道」へ移動させること。静止軌道は便利なぶん貴重なので、使い終わった衛星は静止軌道からどかさなければならない