プラネタリウムで上映されている「はやぶさ」のドキュメンタリー映画「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH」がいま、映画館でも上映されている。
これがなかなかよくて、フルCGではやぶさの旅路やイトカワについて紹介していって、最後には機械のはずのはやぶさに感情移入してしまう作りになっている。
この映画はもともとプラネタリウムで上映する全天周映像作品として、はやぶさ帰還前の2009年に作られた。いま映画館で上映されているのは、最後の方に実際の地球帰還時のくだりなどを追加した「帰還バージョン」を、映画館のスクリーン向けにリファインした「平面版」。(帰還バージョンを上映しているプラネタリウムもある)
1時間、500円というお得な入場料金で、ワーナー・マイカル・シネマズを中心に全国で。ただ上映期間が再来週の金曜(6月3日)までのところが多いようなので急いで、今日これからでもどうぞ。
板橋のワーナー・マイカル・シネマズでは劇場の入口に大きなパネルが設置されていた。
ロビーには「大人の超合金」のはやぶさも展示。けっこう大きいのね。ここまでは切符買わなくても入れます。
バンダイ 65280 大人の超合金 小惑星探査機 はやぶさ(初回生産分限定特典付き)
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 昨日付の上坂浩光監督のブログ:星居Webブログ:劇場公開から一週間(http://blog.livedoor.jp/hiromitsukohsaka/archives/51308498.html)
監督も上映初日に板橋にいらしていた様子。トイレにまでポスターが貼ってあったのか。入ってみればよかった。
2009年の制作時には、はやぶさはまだまだ知る人ぞ知る存在で、本当に帰ってこられるのかどうかもわかっていなかった。はやぶさの映像作品をその段階で作った監督はすばらしい。
その後のはやぶさフィーバーはみなさんご存じの通り。プラネタリウム用の映像作品が全国の劇場で上映されるのがまず珍しい上に、記事によると動員もなかなかのようだ。監督嬉しいだろうなー。マニア受けで終わりかねないリスクをあえて取りに行って大きな成果をつかんだところは、はやぶさプロジェクトに通じるものがある。
劇場映画版の情報
- はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH : 角川映画(http://www.kadokawa-pictures.co.jp/official/hayabusa_movie/)
作品の情報
- 全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-(http://www.live-net.co.jp/hayabusa-movie/)
- 紹介記事(2009年):小惑星探査機「はやぶさ」のドキュメンタリー映画が完成〜全編CGの43分間、人間は1人も出てこないヒューマンドラマ(http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/03/27/1685.html)
DVDとかBlu-ray
下のは2009年版で現在品切れ中。「帰還バージョン」のDVDやBlu-rayも発売される予定とのこと。
小惑星探査機 はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH Blu-ray版
- メディア: おもちゃ&ホビー
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- 小惑星探査機「はやぶさ」、6月13日に地球帰還へ - Imamuraの日記(d:id:Imamura:20100421:hayabusa)
帰還まで1か月半となった2010年4月下旬に書いた記事。「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH」の感想や、はやぶさ応援動画の紹介など。