「グラディウスII」は家で遊んでも「1コイン入魂」感

WiiバーチャルコンソールPCエンジン版「グラディウスII」を買った。アーケード版をそっくりに再現していて満足。細かいところで違っていてもわたしは気にしません。

しかしコントローラが厳しい。アーケード版を遊んでいた向きには、クラシックコントローラでもまだつらい。ジョイスティックがパッドになるだけで、1面クリアも難しくなってしまう。

シューティングゲームがなかなか上達しないのは、弾の「よけすぎ」が原因であることが多い。弾をよけたらそれ以上動かないほうがいい。大振りでよけてしまうと別の弾や敵に当たってしまいやすくなる。それはわかっちゃいるしアーケード版ではその通りやってきたのに、パッド操作に慣れないとついよけすぎて死んでしまうのだった。

で何回も遊んでいて気づいた。「1コイン入魂」の感覚が、グラディウスIIにはしっかりある。

アーケードゲームが家庭用ゲーム機に移植されて、家でも遊べるようになる。いい話なんだけれど、家で遊ぶのだとどうも1回のプレイが雑になることが多い。

ゲームセンターでは1プレイごとにお金を入れるから「1コイン入魂」になる。毎回しっかり気を入れて遊ぶ。

でもソフトを買って家で遊ぶとなると事情が変わる。ソフトを買うときにしかお金を払わないので、「今ゲームオーバーになってもいいや」という気分がどうしても入り込んでしまう。その結果、ゲームセンターで遊ぶよりもなーんか楽しくない、となっちゃう。自分の気の持ちようなんだけれど、この意識を抑えるのは難しい。だって遊ぶたびにお金を払うわけではないのは事実だから。

そして不思議なことに、グラディウスIIでは家で遊ぶのでも1回1回に気が入る。どうしてだろうと考えた。

ミスするとその場に自機が出てこず、少し前からの再出発になる
スクロールしていくシューティングゲームの中には、死んでもスクロールが止まらず、自機が少々の無敵時間をともなってその場に出てくるタイプもある。これだと死にながら進むことができ、コンティニューを続ければ一応先へ行ける。でもグラディウスは死ぬと少し前からやり直しになる。何度コンティニューしても同じだから、結局自分がうまくないと先へ進めなくなる。
ミスしたあとの「復活」がとても難しい
グラディウスは自機がパワーアップするとどんどん強くなっていき、そこに嬉しさがある。ただ一度死んでしまうと装備はすべてチャラになり、ゼロからの再出発になる。その落差がとても大きい。また同時に、再出発しても敵の攻撃はほとんど変わらないため、あまり進まないうちにまた死んでしまうことが多い。大富豪から一気に大貧民へ落ち、そしてそこからの復活がすごく大変な人生。何度コンティニューしても同じで、死んだ場所ごとの「復活」方法をあみ出さない限りその場で何度も死んで、まったく先へ進めなくなる。

つまりグラディウスIIが基本的に「一度死ぬともうダメ」なゲームだから、家で遊ぶときも1プレイを大切にするのだな。

それ自体はいいことのように思うけれど、しかしゲームのデザインとしてはそれでいいのかという気もする。ただね、コンティニューしまくればクリアできてしまうのも家で遊ぶぶんには楽しくない。あちらを立てればこちらが立たず。別の立ち方があるアーケード移植のシューティングゲームはあるかなあ。

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