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Xboxが来た日

なんか我が家にXbox360がやってきた。

Xbox 360 (60GB:HDMI端子搭載) 【メーカー生産終了】

Xbox 360 (60GB:HDMI端子搭載) 【メーカー生産終了】

上位機種の「Xbox360エリート」が29800円に値下げされるのに合わせて無印モデルも値下げされ、しかも無印はこのまま生産終了になるという話を聞き、無印がいまアマゾンで23560円ならいいやということで。

うちのテレビはHDのブラウン管で、サラウンド環境もいちおうある。テレビにHDMI端子がないのがちょっと…だけれど、Xbox360の無印モデルにはHDMIケーブルがついてなくて逆にちょうどよい。

セットアップしてみると、本体がうるさいうるさいと言われていたわりにはそうでもないと感じた。去年から出ている新基板「Jasper」だからかも。あとワイヤレスコントローラはすごい。Wiiもワイヤレスだけれど、今までのいかにもゲーム機なコントローラが無線になったのは初めてだ。コントローラを持ったまま姿勢を変えようとしたとき、手が自然にコントローラのケーブルを避けやすいよう動いたことに気づいて驚いた。習慣とはおそろしい。

ともかく、ユーザー登録をしてさっそくゲームを始めよう。買ったのは本体だけで、ソフトは買っていない。でもソフトはネットからダウンロードできるのさ。今の「次世代機」の先頭を切って登場したXbox360、本体を買うだけでいきなり楽しめることに当時はカルチャーショックを受けたものだった。

とりあえず遊ぶゲームといえば、やっぱり「ジオメトリウォーズ」。シンプルなシューティングゲームながら、緊張感と爽快感がほどよくミックスされていてとても楽しい。体験版のうちは最長4分間まで遊べるということだけれど、慣れるまではとても4分も続かない。

体験版を正式版にアップグレードするには、ポイントカードを買って登録する(Wiiと同じ)。アマゾンだと少し安い。

ジオメトリウォーズ」はさっそく正式版にした。何度も遊んで、やっと4分の壁は突破できるようになったような気がする。(正式版にすると、タイムアタックモードでは遊べなくなる)まだ10万点台しか出せないけれど、これは何年ぶりかでじっくり遊べるシューティングになりそうだ。

それから「Rez HD」も買った。「Rez」をHD解像度と5.1ch対応にしたもの。PS2は「Rez」で遊ぶために買ったくちなので、これは外せない。遊んでみると、PS2Xbox360のコントローラの微妙な違いで感覚が変わってくる。最終面で欲張ってしまい、クリアはできなかった。でも昔のゲームが今の技術でよみがえるのはすばらしい。画面の解像度が上がって、なにが起きているのかわかりやすくなった。

今後遊びたいゲームといえば。

とかかなあ。アイドルマスタードリームクラブでは遊びません。

関連記事(以前の日記から)

これはつまり、家庭用のテレビゲーム機としては初めて「本体と一緒にソフトを買わなくてもよい」環境を実現しているということだ。

次世代のゲーム環境を体験する - まんぷく::日記

これは2006年7月9日付。ここから実際にXbox360を買うまで3年かかってしまった。体験版を簡単に遊べることのメリットについて書いたのが次の記事。

「試遊台」を(この言葉を含めて)作ったのはプレイステーションを発売した頃のSCEであるそうだ。つまりプレイステーションより前のゲームは、買う前に試しに遊んでみることは基本的にできなかった。雑誌の評判を頼りに、「これは面白いに違いない」というオノレの勘や嗅覚を信じて買うしかなかったことになる。

しかし今や、Xbox360ならば家で体験版をダウンロードできるのである。プレイヤーにとっては、自分に合わないゲームをつかまされてしまう可能性がずいぶん減ったことになる。

これは、作る側にとっては大変な話でもある。派手なデモムービーの目くらましを使ったりして、練り込みが甘いゲームを売り抜けたりしづらくなるからだ。でも「いい加減なものを作ればちゃんとバレる」、つまり「嘘が嘘と見抜かれやすい」という状況はきわめて健全だ。

YouTubeとXbox360が「嘘を嘘と見抜きやすい」世の中を作る - まんぷく::日記

下の記事は、「Rez HD」がXboxに出たとき書いたもの。2007年9月13日付だから、ちょうど2年前だ。

ええー、これは困ったなあー。なんてわざとらしく困ってみせたりして。笑顔で。

「Rez HD」がXbox LIVE アーケードに登場 - まんぷく::日記

1か月後と1年後