実家では20年くらい前から、白米ではなく玄米を炊いている。栄養価が高く健康によいという話。
でも、圧力鍋で炊いているのを見てきたので、圧力鍋がない今の我が家では玄米食は無理だと思いこんでいた。
ところが実は、使っている炊飯器をよく見ると「玄米」というメニューがちゃんとあったのだった。
おまけにはてなスタッフのid:kiyoheroさんが先日「玄米生活はじめました」(d:id:kiyohero:20070503:1178173017)という日記をアップした。これには、玄米にも無洗米があると書かれている。
ふだん白米でも無洗米を使っており、手軽さに慣れてしまった現代人としてはまことにありがたい話だ。スーパーで玄米コーナーへ行ってみたら、確かに無洗米の玄米なるものが売られていた。
知られざるパワーを秘めていた炊飯器で、玄米を炊いてみよう。
炊飯器の内釜には、玄米のための水加減を示す目盛りがある。それでも玄米を炊けることに気づかないところが、人間の「思いこみ」という知られざるパワーであるが…ともかく水の量は白米の倍くらい。炊き上がりを楽しみに待つことにした。
ところが、なかなか炊けない。
白米だと、炊飯器にあと何分で炊けるかが表示されるのだけれど、玄米コースでは時刻表示のままだ。いつ炊けるのかわからない。とはいえこうなれば待つことしかできない。
結局、白米のときのほぼ倍の時間をかけて、玄米ごはんが炊けたのだった。水が倍だから倍の時間がかかるという話?
ともかくいただきまーす。
うーんおいしい。玄米には、白米とはまた違う味わいがある。ふりかけやお新香のような補助がなくても、食事として成立する感じ。
上の記事によると、玄米は通販で安く買えるとのこと。
白米と違ってちょっと面倒なのは、長時間水につけておくとよくないということ。朝タイマーをセットして出かけると夜にはほかほかごはん、というわけにはいかない。おまけに炊けるまで時間がかかる。
買ってきた玄米の袋には、「長時間水につけるときは、白米に玄米を2割くらい混ぜる程度にとどめること」と書かれていた。
でも玄米ごはんはなかなかいい。安く買えるところを探してみよう。
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