「Start Mac体験モニター」で届いたMacBookを、昨日からやっとまともに使い始めた。機材が届いたのが22日夜、本格的に使い始めたのが27日、アップルからの宿題の〆切が30日朝。きっついですが頑張ろう。
さて、届いたMacの箱を開けてみた。OS9時代のMacは家でも会社でも使っていたが、OS Xとなると本当にちょっと触った程度。ノート型でOS Xが入ったMacはまったく初めてだ。
そんななので、「はじめてのMac OS Xマシン」という気分で、付属のCDケースサイズのマニュアルを読みながらセットアップしていくことにした。もしこれがWindowsマシンならマニュアルなど読まず、いつものようにどんどん使い始めてしまうところ。でもそれだとレポートにならないでしょ。
で、マニュアルにさっそく気になるところがあった。
第1章「さあ始めよう」では、初期設定の方法が解説されている。「付属品を確認する」の次に「MacBookを設定する」があって、ここでつまずいたのだった。
ここでは、電源アダプタを接続する方法、ネットにつなぐならLANケーブルを接続するという話とその方法、電源を入れる方法、「設定アシスタント」を使って初期設定をすること、と進んでいく。
さて、ここですでに方法がわからずとまどった操作があった。なんだと思いますか。
実はここには「MacBookの開き方」が書かれておらず、従って「電源を入れる」にすぐには進めなかったのだった。
一連の説明には図も描かれているのだが、電源アダプタをつなぐ図ではまだ開いていないMacBookが、次のLANケーブルをつなぐ図になるとなんかもう開いちゃってる。この間になにが起きたのかを知りたい。
MacBookをもう使ってる人なら「いやただ開ければいいし」と思うかもしれない。実際MacBookのふたにはラッチなどはない。どこも押したりずらしたりせず、ただパカッと開けてしまうしくみになっている。単純で便利ではあるが、それを知らないと「いきなり開けちゃっていいの?」と不安になるところでもある。
雑誌や本で手順もののページを作るときの鉄則は「手順の通りに操作すれば、誰でも完全に同じ結果を得られる」ようにすること。そういう点では、「ふたを開く」の手順が抜けているのは改善してほしいと思った。
それでも、このマニュアル小冊子そのものの作りはさすがアップルである。マニュアルのタイトルは「Everything Mac〜Macのすべて」であって、実は「マニュアル」という言葉は使われていない。表紙をめくると、最初にこんなことが書かれている。
おめでとうございます。このMacBookはあなたに出逢うために作られたのです。
こうして、めくるめくマックライフへご案内となるのだった。こういうこと、ほかのメーカーにはなかなかできないでしょ。
ともあれその後のセットアップは無事終わり、アプリケーションなどもちょっとずつインストールしたりしている。そのあたりの話はまた今度。
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マニュアルには「できること」だけでなく、「ユーザーが気にしなくてもよくなったこと」も入れておいてほしいものだね。
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