そもそもの始まりはiPhoneだった。昨日MapFan for iPhoneを使っていたら予期せず電源が切れた。iPhone 3GSは使い始めて2年たち、バッテリの劣化が進んでいる。電池を食うアプリを使っているとときどきこういうことがある。何度か電源を入れ直したりまた切れたりしたあと、気がつくとSafariやApp Storeが起動しないiPhoneになってしまっていた。なんで?
iPhone標準のアプリは再インストールしたりできない。しかたがないのでMacBookにつないで「復元」を試してみていた。しばらくほうっておいて戻ってきてみるとカコン、カコンといやな音がする。これはハードディスクが壊れるときの音だ。iPhoneはアプリの復元が終わっており、Macは音楽の転送中にフリーズしたようだ。いやーな予感とともにMacの電源ボタンを長押ししてオフにして、再び電源を入れたらこれですよ。
ははは、これは壊れましたね。
あれ? こんなことが数日前と、あともうちょっと前にもあったような…。
- 7月23日:さらばベータのビデオテープ - Imamuraの日記(d:id:Imamura:20110723:beta)
- 7月2日:RD-X6ついに壊れる+RD-BZ800購入 - Imamuraの日記(d:id:Imamura:20110702:RDBZ800)
そうそう、こんな感じで次々に壊れてるんですよ。ってなぜこのところ急に次々と?
今回壊れたMacBook(Late 2006)は2年ほど前に500GB HDDに換装している。
- MacBookのHDDの内容をそっくり大きなHDDへ移した話 - Imamuraの日記(d:id:Imamura:20091223:macHDD)
このHDD、2年もたずに壊れてしまうとはなさけない。パソコン台に斜めに置いていたのが悪かったのか。こんなふうに。
- MacBookをスタンドに置く - Imamuraの日記(d:id:Imamura:20110127:pcstand)
それとも東日本大震災のときにゆれでダメージを受けていたのか。
しばらく時間をおいて、試しに改めて電源を入れてみた。HDDの異音がない。これはもしかして大丈夫? と思ったがそんなことはなくて、やはり「?」の画面が出てきた。単に目標が完全に沈黙しているだけだった。
換装のとき取り外した120GBのHDDは手元にある。Macのシステムが入ったままだから、これに戻せばとりあえず使えるようにはなるだろう。戻した。起動した。ああよかった。
メモ:HDDはこの向きで入れる。
HDDを入れるとき、2本あるゴムのガイドレールがつっかえてどうしても入れることができず、やむなく1本取り外した。これはデータの整理ができたらアップルストアのジーニアスに直してもらおう。
戻したHDDは2年前のタイムカプセル状態である。でもGmailを使っているからブラウザさえあればメールには困らないし、Dropboxに入れたデータも書き戻されれば元通り。便利な世の中になったものだ。
システム全体のバックアップは外付けHDDにTime Machineでとってある。調べてみたら完璧にバックアップされていた。ますますよかった。Time Machineありがとう。
これで当面Macを使えるようにはなった。しかしいつまた同じことが起きるかわからない。このMacBookはもうだいぶロートルで、とうとう新OSのLionが動く一番古いモデルになってしまった。
となると新しいマシンを…MacBook Airは新しいのが出たばかりで、CPUが第2世代Core iシリーズ(いわゆるSandy Bridge)になって相当速くなったらしいが…13インチモデルはなかなか魅力的だが…いやしかし…。
そして問題は、復元してもやっぱりSafariとかが起動しないiPhoneだ。これもなんとかしないと不便でしかたがない。iPhoneは新モデルがもうすぐ出る、もうすぐ出そうと言われつつなかなか出ない。もう出ていいですから、早く出ておくれよ新iPhone。
- iPhoneを買ってから3年 - Imamuraの日記(d:id:Imamura:20110711:iPhone3yrs)