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「センター試験『監督業務に関する苦情例』」

受験生は、自分の人生を左右する現場に来ている。タランティーノの映画で、拳銃をお互い突きつけて対峙している場面のようなものだ。このとき、映画の進行は撃つ/撃たないの2択に絞られる。死と生という、極端な2択にいったん収斂する。映画は映画でしかないが、現実において人生が2択になる場面はなかなかない。入学試験の会場は、合格/不合格という極端に大きな分岐点を作り出す、数少ない現場なのだ。

そう考えれば、監督官の行為「かかってきた携帯電話に出る」「居眠りをしていびきをかく」「伝達事項の板書を間違える、または忘れる」「試験要項に反して、受験番号の記入漏れのある受験生に試験後、記入をうながす」などが、いかに非常識なものかわかろうものだ。

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