JAMSTEC(海洋研究開発機構)の地球深部探査船「ちきゅう」が公開されるとのことで、応募して行ってきた。
- 地球深部探査船「ちきゅう」誕生10周年記念(http://www.jamstec.go.jp/chikyu/10th/)
- 「ちきゅう」就航10周年記念イベント 地球深部探査船「ちきゅう」一般公開@横浜港(https://www.jamstec.go.jp/chikyu/10th/openhouse/)
JAMSTECの「ちきゅう」が首都圏で前回公開されたのは就航時の10年前だそうだ。調べてみると2005年9月に横須賀で公開されていた。
- ちきゅう(http://www.game-writer.com/konogoro/atushi/earth/index.html)《山北篤さんのレポート》
- 「ちきゅう」一般公開(http://www5d.biglobe.ne.jp/~stssk/nobi/0148.html)
「ちきゅう」は大きい。とにかく大きい。全長210メートル、中央のやぐらは船底からの高さが130メートルあるそうだ。
建物の高さに関する数字が出てきたとき自分の中でリファレンスにしているのは、通っていた小学校の4階の天井が15メートルの高さだったこと。4階建ての校舎の最上部に「15m」の印がつけられていたのをよく覚えている。そして「ちきゅう」の高さが130メートルということは130÷15×4と計算して、おおむね30階のビルということになる。
30階の高さと聞くと、巨大さを想像できるようになるのではないか。
「ちきゅう」の内部はメカがいっぱいでメカフェチにはたまらない。「ちきゅう」はいくらでも撮影してよいが、周囲の貨物船や荷物は撮影しないように言われた。
各種のドリルビット。
大量に並んだパイプ。これをどんどんつなぎながら海底へドリルを伸ばしていく。
これは貴重な#エレベーターのボタン。内部のパネルを見たかったが果たせず残念。
救命艇。これで75人まで乗れると書かれていて、本当にそんなに乗れるのかと聞いたら「満員電車のようにギュウギュウ詰めにして乗ります」とのことだった。
ブリッジ。
アルファベットを並べてメッセージにする旗。
船長も大変だ。手前のバーは船が揺れて本が落ちないようにするためのものだろう。バーの端はフックで、本を取り出すときには外せるようになっていた。
ということで最後にピンバッチをもらった。
Tシャツも買った。
ちゃんと「30階建てビルの高さ」が図案化されている。210メートルの長さは新幹線8両分だそうだ。
バスに乗った場所のすぐ近くにJICAがあり、ここのカフェテリアは世界の料理をいろいろ出してくれる。
- 港が見えるレストラン Port Terrace Cafe(ポート テラス カフェ)(3階) | JICA横浜 - JICA(http://www.jica.go.jp/yokohama/office/restaurant/)
昼食はそこにしようと向かったが14時までのランチタイムに少しだけ間に合わず、カレーと牛丼しか選べなかった。残念。
遠くに「ちきゅう」のやぐらが見えた。