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ETCを自分で取り付ける

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今回のロケット打ち上げ取材では車で種子島まで行く。東京から鹿児島までの高速道路料金は26350円。しかしETCを使えば13200円ですむ。往復で26000円以上差が出る。であればETCを取り付けよう。車載器を買った。古野電気のFNK-M03。

Amazonではいま7040円。

楽天では送料、セットアップ料込み6500円で買えた。

購入後ショップに、車両情報を書き込むセットアップの申込書や車検証のコピーを送る。数日で、セットアップ済みのETC車載器が届いた。

これを車に取り付けるにあたっては、カー用品店などに頼むこともできる。オートバックスでは5250円でやってくれる。しかしせっかくなので人に頼まず、自分で取り付けてみることにした。

ETCの取り付け方は検索してみるとたくさん出てくる。車種ごとのパネルの外し方やコネクタの信号については、カー用品メーカーのクラリオンアルパインが情報を載せてくれている。

ETCの取り付けで見たページ
車種別の情報を載せているページ

狭い車内での作業では長いドライバーがつっかかったり、逆に短いドライバーでは届かなかったりする。意外なところで足踏みもしたが、なるほど車の中はこうなっているのかといろいろ勉強になった。また作業の終わり近くでは疲れでミスが出てきた。実際に作業してみて自分の限界を知ることができた。

結局2日がかり、3時間以上かかって無事ETC車載器の取り付けが終わった。手にはいくつか傷ができ、ねじを車の奥に落っことしてしまったりもした。でも自分でやった満足感は格別で、配線もまあまあきれいにまとまったと思う。料金所を通るのが楽しみだ。

追記

取り付けたETC車載器がちゃんと機能するか確認したい。ぶっつけ本番はちょっと心配だ。

外環に夜10時から朝6時までの間に入り、新倉パーキングエリアで折り返すという方法がある。これなら通行料金が通常500円のところ、ETC割引で250円ですむ。

カー用品店ではETCの取り付けサービスを行っている。ということは取り付け後のチェックもしているはず。ダメモトでオートバックスに聞いてみた。「あのう自分で取り付けたETCがちゃんと機能するか、チェックしてもらうことってできますか」「いいですよー」であっさりチェックしてもらえた。

車の電源を入れてETC車載器にカードを挿入し、POSレジで使うスキャナーを大きくしたような装置を車の前にかざす。「PASS」の緑のランプがつけば合格だ。無事ランプがついた。チェック完了、問題なし。「ありがとうございました」。

オートバックスとしては手間だけがかかるこのサービスだが、お客さんはオートバックスに対して確実に好感を持ってくれるだろう。そうして次に買い物に来てくれることを期待する雰囲気だった。いいですね。だからこうやってオートバックスの名前を何度も書きます。ありがとうオートバックス