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『デザイニング・インターフェース』第2版が出ました

デザイニング・インターフェース 第2版 ―パターンによる実践的インタラクションデザイン

デザイニング・インターフェース 第2版 ―パターンによる実践的インタラクションデザイン

編集をお手伝いした本『デザイニング・インターフェース 第2版』が発売されました。第1版が360ページだったのが、第2版は大幅増量で592ページ! 索引を作るのが大変でした。

この本は「ソフトウェアのインターフェースの熱中人」の報告書ですね。

「熱中人」という番組(NHKのBSで放送中)では、さまざまなものごとに熱中する人を紹介しています。自分で考えたテーマに従って訪ねたり、収集したり、写真を撮ったり、作ったり。

そしてこの本の著者は、ソフトウェアやウェブサイトのインターフェースデザインをたくさん集め、分類し、どういうものがどうよいのかをじっくりと考察しています。さしずめ、インターフェースの考現学といったものになっているのでした。

第2版では最近のトレンドに沿ってデザインパターンが整理されています。またスマートフォン向けのデザインなど、新しいデザインパターンも取り入れられています。

ソフトウェアのインターフェースを作る仕事をしている人には必携の一冊といえるでしょう。

余談ですが、欧米では編集の分業化が進んでいて、索引を作る専門の人もいるとオライリーの人から聞きました。索引を作るのは好きなので、それだけで食べていけるのはうらやましい。

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翻訳した浅野紀予さんの記事。

ウェブサイトのインターフェースをデザインする人向けの類書もあります。