デザイニング・インターフェース 第2版 ―パターンによる実践的インタラクションデザイン
- 作者: Jenifer Tidwell,ソシオメディア株式会社,浅野紀予
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/12/24
- メディア: 大型本
- 購入: 5人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
編集をお手伝いした本『デザイニング・インターフェース 第2版』が発売されました。第1版が360ページだったのが、第2版は大幅増量で592ページ! 索引を作るのが大変でした。
この本は「ソフトウェアのインターフェースの熱中人」の報告書ですね。
「熱中人」という番組(NHKのBSで放送中)では、さまざまなものごとに熱中する人を紹介しています。自分で考えたテーマに従って訪ねたり、収集したり、写真を撮ったり、作ったり。
そしてこの本の著者は、ソフトウェアやウェブサイトのインターフェースデザインをたくさん集め、分類し、どういうものがどうよいのかをじっくりと考察しています。さしずめ、インターフェースの考現学といったものになっているのでした。
第2版では最近のトレンドに沿ってデザインパターンが整理されています。またスマートフォン向けのデザインなど、新しいデザインパターンも取り入れられています。
ソフトウェアのインターフェースを作る仕事をしている人には必携の一冊といえるでしょう。
余談ですが、欧米では編集の分業化が進んでいて、索引を作る専門の人もいるとオライリーの人から聞きました。索引を作るのは好きなので、それだけで食べていけるのはうらやましい。
関連記事
翻訳した浅野紀予さんの記事。
- 訳書『デザイニング・インターフェース』第2版の出版にあたって « IA Spectrum(http://blog.iaspectrum.net/2011/12/23/designing-interfaces-2nd/)
ウェブサイトのインターフェースをデザインする人向けの類書もあります。
- 『デザイニング・ウェブインターフェース』発売されました - Imamuraの日記(d:id:Imamura:20100110:designingwebinterface)