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BS世界のドキュメンタリー「首飾りを作ったのは誰?」が2月15日に再放送

【元記事:BS世界のドキュメンタリー「首飾りを作ったのは誰?」が2月15日に再放送:d:id:manpukuya:20070213:beads

BS1にて。

放送日時
2007年 2月15日(木)/午後9:10〜午後10:00(50分)

ニューオーリンズのカーニバル「マルディグラ」。祭りの名物は山車から投げられる“ビーズ”と呼ばれる首飾り。手にすると幸福が訪れると言われ、見物客たちは先を競って拾う。一方、中国・福建省の工場では、出稼ぎの少女たちが劣悪な労働条件の下、ビーズの製造に励んでいた。事前に撮影した両者の映像を見せた時の、それぞれの反応を伝える。工場主と輸出先にインタビューを行い、少女たちが搾取される実態を浮き彫りにする。

NHK 番組表 - BS世界のドキュメンタリー「首飾りを作ったのは誰?」

中国の工場で、毎日毎日ただひたすらビーズを作り続ける少女たち。

そのビーズが大量に使われるニューオリーンズのカーニバル「マルディグラ」にやってきたアメリカ人たち。

そして、ビーズ工場の経営者。

それぞれが入れ替わりながら画面に登場し、中国の少女たちにはカーニバルの様子を見せ、アメリカ人たちにはビーズを誰が作っているのか尋ねる。

マルディグラ」では、ビーズを受け取った女性は胸をはだけて見せるのが習慣になっている。中国の少女たちはその映像を見て「なにこれちょっと信じらんないんだけど!」みたいな口調で照れ笑い。

一方、「そのビーズ、誰が作っているかご存じですか?」と聞かれたアメリカ人は、祭りの高揚感からちょっと引き戻されたような表情で「さあ…いやな話でないといいけど」「考えたこともない」などと返したりする。

工場主の話はけっこう嘘くさくて、従業員をまったく信頼していなくて、いかにも中国らしいと感じる。しかし工場で働く少女たちは「低賃金でつらい仕事をさせられている」という雰囲気ではなく、それなりに明るい顔をしていたのが印象的だった。