明日のBフレッツ開通を前に、スループットが8.5Mbpsしかないブロードバンドルータ「BRL-04F」から乗り換えるためのルータを買った。選択の基準は、有線LANのスループットがなるべく100Mbpsに近く、ついでに無線LAN(IEEE802.11g)も一応つけておこう、といったところ。
ビックカメラへ行ってみたら、あちらを立てればこちらが立たず。2つの条件をうまく満たす製品をなかなか絞れない。IEEE802.11gの高速化技術について不勉強だったこともあり、買う製品を決めるまで思いのほか時間がかかってしまった。
選んだ製品は、NETGEARのルータ「WGT624」(ASIN:B0001QHX2G)と無線LANカード「WG511T」(ASIN:B0001QHX26)。「WGTB511T」(ASIN:B0001QHX2Q)という、ルータとカードのセットもあったが、セット製品は13800円、別々に買うと合計が8980円+4780円=13760円。どういうわけか、別々に買う方がちょっとだけ安かった。
ルータのスループットは98.5Mbps、無線LANは40Mbps出るとうたっている。これに使われている無線LANの高速化技術は、アセロスの「SuperG」というもの。ほどほどに高性能で、ほどほどに安い。高速化の最新技術は、理論上の最高速度が108Mbpsにもなる「MIMO」だが、ルータとカードのセットが23600円とずいぶんお高いし、アンテナが3本も出ていて見た目がすごいので見送った。
家でルータをセットアップし、ThinkPad s30に無線LANカードを挿してみた。セキュリティ設定をちょちょっとな。問題なくネットにつながった。今までは、マシンからACアダプタのケーブルとLANケーブル、マウスのケーブルが出ていた。LANケーブルがなくなって、線が1本減るのはとても快適だ。
goo スピードテストでの値は現在のところ、有線、無線とも5.3Mbps前後。さて、明日これが光になったらどうなっちゃうのか、大いに楽しみだ。
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