うっかりして、社内での手続きに間に合わなかった還付申告をしに税務署へ。前日に「確定申告特集ページ」から書類を作ってみた。数年前に医療控除を申請したときは、日経パソコンあたりから提供されていたExcelファイルを使って書類を作ったものだったが、今や国税庁が自ら書類作成のためのページを提供している。
しかし国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は、過不足なく入力するための情報が十分でないと感じた。自分の持っている書類のどれを転記すべきなのかがよくわからない。ひとまず作ってみたところ、税金が返ってくるはずなのに「65000円追加で払う」と出た。どこかが間違っているのだが、どこが間違っているのかわからない。やむなく税務署へは、源泉徴収票など必要な書類だけを持って行き、提出書類は現地で作ることにした。
税務署の特設コーナーには驚いたことに、タッチパネルの書類作成システムがいくつも並んでいる。案内に従ってどんどん入力していける。ちょっと迷うと、すぐに係の人が後ろから教えてくれる。おかげで書類は、5分くらいででき上がってしまった。こういうのが税務署にあるのを知っていたら、夕べあんなに頑張ることはなかったのにな。
還付される金額は280円。額は少ないけれど、給与所得者はふだん税務署に行く用事がない。たまにはこういうところへ行くのも面白いものだ。
個人事業者の確定申告は、2月16日から3月15日まで。今はまだそれほど混雑していなかったが、この期間はもう大変なことになるのだろう。