日曜に、池袋の新文芸坐で鑑賞。いい。よい。すばらしい。
自分の送ってきた人生のエピソードを、たくみなほら話をベースに語る父親と、それを何度も聞かされてうとましく思うようになっていた息子の話。ほら話チックな映画をたくさん作ってきたティム・バートンだからこそ、そのほら話をメタ化するかのようなこの物語を作れるのかもしれない。
ラストはとてもジーンときた。どのくらいジーンときたかを詳しく説明するとちょっと恥ずかしくなってしまうくらいジーンときた。
とてもとてもよい映画だったので、もうちょっといろいろ書きたくて寝かせてきたけれど、もういいやこれでアップしてしまえ。
- 関連URL:『ビッグ・フィッシュ』のMovieWalkerの上映情報
そのほか雑感:
- スティーヴ・ブシェーミが出ているとは知らず、思いがけず楽しめた。銀行のエピソードは「ウミガメのスープ」(LTP)にできそうだと思った。
- ある俳優の子供時代を演じる子役が本人にそっくりで、『市民ケーン』のオーソン・ウェルズを思い出した。最近の映画でも、そっくりな子役が出てくる映画があったような。『フォレスト・ガンプ』だっけ。最近じゃないか。ほかにもありそうだ。
- 「リスト::そっくりな人が出てくる映画」を作るとしたら、上のほかに『JFK』のゲイリー・オールドマン(リー・ハーベイ・オズワルド役)とか、『フリントストーン』なんかも入れたいな。