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99/03/29 (Mon.)

元記事:夜の記憶−99/03/29 (Mon.)】

ゆうべは大地震の夢を見た。ガレキの中、なにかを探してそこらじゅうをひっくり返している。
 夢の内容そのものは、寝る前に見たドラマ『ER』に似たシーンがあったので(ドラマで地震が起きるわけじゃないよ)その影響かなとも思うが、あえてそのシーンを夢に見るという点で、何か自分の心理状態を反映しているような気がする。
 PC WORK! HOT MAILというメールニュースサービスがある。その中に、「田口ランディのドリーミングの時代を読む」というコーナーがあり、コンピュータとは直接関係のないエッセイが載っている。たとえば「自分が今ここにこうしていられるのは、生まれてから2年間、身の回りの世話をしてくれた人がいるからだ」(「母親のお仕事」)とか、いきなり結論だけ書いてもわけがわからないかもしれないが、ナルホドと自分の視界を広げてくれる話が多くてお気に入りなのだ(この人の文章はMSNニュース&ジャーナルでたくさん読める)。で今週のネタはといえば、夢の話なのだった。彼女いわく、夢の内容を記録しておくと、3年ほどたってからようやくその時の夢の意味がわかるという。彼女が昔よく見ていた夢に、「殺した人の死体をどこかに埋めた」というものがあり、その夢の意味も今となってはとてもよくわかるのだそうだ(どういう意味かは読んでのお楽しみ)。
 ゆうべの大地震の夢は、予知夢的なリアリティではなかったが、不安感が体中から吹き出すような感触が今でも思い出せるほど強かった。現状への不安?確かに身辺が少しばたばたしており、そのストレスが夢に出てきたのかもしれない。あとで(それこそ3年後に)思い返してみれば違う解釈になるかもしれないが、ひとまず記録のつもりでここに記しておこう。