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99/01/07 (Thu.)

元記事:ただ日記−99/01/07 (Thu.)】

今朝の電車に、ロバート・パトリックによく似た人を見た。『ターミネーター2』に出てくる新型ターミネーター、T1000の人。猫のように隙のない空気を漂わせながら、ヘッドホンを耳に当てて椅子に座っている。あごのとがり具合や薄い唇、鋭い眼光がまさにロバート・パトリックだ。今日はこうして、パーマに眼鏡をかけて電車に乗っているわけだが、一体誰を狙って未来からやってきたのだろう。
 実際のロバート・パトリックはというと、『ターミネーター2』の仕事が当たりすぎてしまったせいか、あとがぱっとせずとんと名前を見ない。『ウェインズ・ワールド』というばかばかしい映画にちょっと出ていたが、ここでの役は写真を見せて「この少年を見なかったか」と話しかける警官で、これはT1000のセルフ・パロディなのだった。そんな調子だから、今日は電車に乗ってどこかへ出かけるところだったのだろう。なんてね。
 T1000に劣らずあとが続かなかったのが、ジョン・コナー役のエドワード・ファーロング。ちょっと線が細く、しかし奥に芯の強さも見えるというアイドル的風貌で抜擢されたが、この人も『ターミネーター2』のあと1、2本の映画で名前を見たあとはどこでどうしているのか。
 映画俳優といえばAppleだ。なぜか。ねえ、ピザ頼んだことある?あれって3000円くらいするんだよね…の人。複数の場所で「あの変な外人は変なのだが何者だ」という内容の文章を見たのでここで明かしましょう。って、この人意外と知られていないものだ。ピザ屋のビビアン・スーです。うそです。ジェフ・ゴールドブラムです。『ザ・フライ』のハエ男。『ジュラシック・パーク』のマルコム博士(←表記は映画公開時の字幕に準拠。小説では「マルカム博士」)。最近はえーと、Appleの宣伝に出てます。