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スマートリモコンでリモコンいらずを目指す

スマートリモコンという商品ジャンルがあって、家電をスマートフォンなどから操作できるようになる。Google Homeなどのスマートスピーカーからも家電を操作できるようになるそうだ。

我が家にはGoogle Home miniがあって、声でいろいろできるのは便利だという認識がある。本当にちょっとしたこと、たとえばタイマーをセットしたいとか天気予報を知りたいといった程度のことでも、手を使わずにできるのはすごくよい。「声で操作するなんて恥ずかしい」という意見もあるそうだが、使ってみると便利なのですぐ慣れた。スマートスピーカーはHDDレコーダーやルンバのように、使ってみるまで便利さを理解できない種類の家電なのだと思う。

さて、スマートリモコンがあれば声でテレビやエアコンをつけたりできることになる。これはよさそうだ。いろいろ調べて、LiveSmartのLS Miniを買った。

LS Mini【Amazon Echo/Google Home対応製品】

LS Mini【Amazon Echo/Google Home対応製品】

付属の電源用USBケーブルは1.8メートルくらいあって、コンセントから離れたところでも設置しやすい。USB ACアダプタが入っているのもほかのスマートリモコンと違うところだそうだ。セットアップはLS Miniのスマートフォン用アプリで行う。テレビとエアコンは各メーカーのプリセットが入っている。メーカーや機種を選んで「これで電源が入りましたか」のような質問に答えていくだけでよい。スマートフォンからテレビとエアコンを操作できるようになった。

Google HomeとはGoogleアシスタントのアプリで連携する。「ねえグーグル、リブスマートを使ってテレビをつけて」などと声をかけるのがデフォルトだが、設定で短くできる。「ねえグーグル、テレビをつけて」と声をかけると「(♪ホワン)はい、テレビをオンにします」などと言ってテレビをつけてくれるようにできた。テレビのリモコンを手に取る必要はない。これは便利だ。Amazonのレビューにあるような、数日おきにオフラインになってしまうといった問題もない。

さらにサーキュレーターなどのリモコンも登録してみた。プリセットが入っていないリモコンはLS Miniに向かってリモコンのボタンを押して記憶させ、それを呼び出すことになる。しかしこちらはうまくいかず、今のところLS Miniから操作できていない。リモコンの信号の登録はできているようだけれど、LS Miniからその信号を出すのができていないようだ。どうしてだろう?

ともかくスマートリモコンでテレビやエアコンの操作はできるようになった。LS Miniには明るさや温度のセンサーが入っていて、平日暗くなったら電気をつけるとか、気温がこのくらいになったらエアコンが入るといったルールも作れるそうだ。そういう設定もそのうち試してみるつもり。