アップしました。
- 第24回ISSミッションステータスブリーフィング/第24回きぼう利用勉強会:メダカのOsteoclast(破骨細胞) - ただいま村(http://ima.hatenablog.jp/entry/2012/11/13/150000)
ミッションステータスブリーフィングでは多くの場合「ISS(国際宇宙ステーション)のあの機器がこうなので交換」というようなやりくりの話がされます。これはとても地味ですが、宇宙でなにかを長期的に運用するプロジェクトの最前線ともいえてけっこう好きです。宇宙飛行士が地上の小学生と交信、というようなうわついたものよりも、宇宙で人が実際に暮らしている実感を得られるのではないでしょうか。
今日のミッションステータスブリーフィングは星出彰彦宇宙飛行士が11月19日の帰還まであと1週間ということで、星出飛行士の長期滞在の総括という内容でした。
もうひとつ、「きぼう利用勉強会」ではメダカの破骨細胞に関する実験が紹介されました。今までスペースシャトルで短期間宇宙へ行った実験動物はいろいろありますが、国際宇宙ステーションでの長期の動物実験はこれが初めてです。厳しい選抜を勝ち抜いて宇宙へ行ったメダカは協調性なども重視されており、人間の宇宙飛行士と同じだねと言われていたそうです。
次回の取材予定
Ustreamで中継する予定です。
- 関連:JAXA|「超広角コンプトンカメラ」による放射性物質の可視化に向けた実証試験について(http://www.jaxa.jp/press/2012/03/20120329_compton_j.html)