片付けをしていたらスマートメディアが出てきた。もう使わないしといったんゴミ袋に入れてから念のためと取り出して、これも処分する予定のカードリーダーで読み込んでみた。古い写真が入っていた。
検分してみると驚いたことに、手元にデータが残っていない時期の写真だった。2000年5月の九州旅行。学生時代の仲間と宮崎や熊本をめぐった。まさか今になって出てくるとは。
このときの旅行ではいろいろと名言が残っている。「ここは軽く流して」とか「石灰か何か」とか、そのとき居合わせていないとわからないけれど、わかる人たちの間では今でも語り草になっている。あれは楽しかったな。思えば遠くへ来たものだ。
このころの写真は2000年4月の50枚くらいと、旅行のあとから7月にかけての100枚くらいが行方不明のままだ。いつかそのうち、こんなふうにふと出てきたりするだろうか。