『だれが「本」を殺すのか』から10年、電子書籍についてのインタビュー。
「いま出版関係者が真剣に考えなければならないのは、技術論でも契約問題でもないんだよ。紙や電子を問わず、『本』の最大の生命線であるコンテンツの質が著しく低下していることへの反省と、コンテンツの質を高めていくことについて考えることなんだ」というのはその通り。でも肝心の情報商材についてはとくに取材はしていないようで、知ってる範囲の印象から話しているだけの内容。
編集部注として「『情報商材』は日本のパソコン向け電子書籍市場62億円(「電子書籍ビジネス調査報告書2009」)の3倍相当を売り上げ」、200億円に達しているという数字が出ていたのは収穫。

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