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『もしドラ』100万部の裏側:デジタル時代のミリオンセラーはいかにしてつくられたか?(電子書籍編)

電子書籍が恐ろしくてしょうがない、版元の守旧派の皆さんにぜひ。恐くありませんから。

記事から:

  • 「プロジェクトチームでしばらく検討して、電子化は避けられない流れであるという結論に達したので、ダイヤモンド社として取り組みはじめたというのが最初です」
  • 「せっかく電子書籍に取り組むなら『一番売れている本で試してみよう』という話になりました」
  • 「(電子版で紙の本が売れなくなることはないと思っていて)実際に電子版をつくって売ってみたら、本当にそうだったわけです」
  • 「800円という値付けの理由は)いちユーザーの感覚としてて、iPhoneアプリとしてもしドラ電子版が1000円以上というのはちょっと考えられませんでした。3ケタにしたかったんです」
  • 「発売から3ヶ月たった現在(※編集部注:インタビューは7月29日)、販売数は5万部を超えています」
  • 「また、5月末に発売した高田純次さんの『適当日記』も5万部を超えています」
  • 青空文庫閲覧アプリ「ポケット文庫 SkyBook」は)もしドラをはじめ、ダイヤモンド社独自の電子書籍ビューワー『DReader』のベースとなった
  • もしドラ電子版は、間違いなく紙の本にとってプラスでした。電子書籍は出版業界を活性化する可能性があると思っています。作り手としては表現の可能性がひろがるのがいちばんうれしいですね」