オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

古い写真をサルベージする

初めてデジカメを買ったのは10年前、富士フイルムの「DS-20」である。

当時の写真はずっと保存してきたのだけれど、保存するマシンを次々と乗り換えていくうち、一部のデータに何かが起きたらしい。買ってから約1年の間に撮影した写真が、いつの間にか見られなくなってしまっていた。Photoshopでは「読み込めません」と言われ、iPhotoも「認識できません」、Windowsエクスプローラの「縮小版」でも表示できない。

いつからこうなったのかわからない。MacからWindowsへの移動もしているし、そのあたりでどうにかなってしまったのだろうか。

幸い、というか不思議なことに、「Vix」というWindows用のビューワソフト(→K_OKADA's WebPage)では問題なく表示できる。このソフトを使って、撮影情報も含めてJPEGで保存し直せば一応、ほかのソフトでも読み込めるようになる。

ただしJPEGで再度保存するとき、画質が少し劣化するのは避けられない。見た目にはほとんど変わらないとわかっていても、圧縮された画像をまた圧縮するのは気持ちがよくない。もとのデータをなるべく変えずに、ほかのソフトで読み込めるようにしたい。

とここで気がついた。もしかしてMacBinary(マックバイナリ)がくっついているのだろうか。

昔はWindowsMacでデータをやり取りするのがいろいろ面倒だった。特にMacからメールで送られてきたデータをWindowsで受け取ると、ファイルの先頭にMac特有の情報(=MacBinary)がくっついていてうまく開けないことがあった。

必要は発明のお母さんなので、ファイルからMacBinaryを除去するソフトもたくさん出ていた。適当に選んできて試してみよう。

ここでたまたまダウンロードしてきたMacBinary除去ソフトが古い作りで、ファイル名に8+3文字の制限があったりしてけっこう苦労してしまったけれど、めでたく古い写真を見られるようになった。よかった。よかった。しかし2008年になって、MacBinaryの問題に直面するとは。

ともかく10年前の写真、約500枚を久しぶりに見ることができた。このころから10年たってしまったのだと思うと不思議な感じがする。

f:id:Imamura:19980122211237j:plain

うわーこれはひどい写真だね。DS-20を買ってきたその日に撮ったもの。日付は1月22日だから、まさにちょうど10年前だ。