大みそか。ある家族の全員が、それぞれ別のテレビで紅白、格闘技、アニメ(だったかな)を見ていたという話を聞いた。居間の大きなテレビ、寝室の小さめテレビ、そして携帯電話のワンセグチューナー(とほほ)に分散したそうだ。
こういう「画面の取り合い」になったとき、据え置き型のゲーム機はそのバトルに参戦することになってちょっと大変だ。ニンテンドーDSやPSPのような携帯ゲーム機(パソコンも)は、テレビ画面の取り合いに無縁なところがいいのだなあと改めて思った。
そしてお正月。親戚宅にて、みんなでPS2で遊んだ。その際、PS2は別室から居間に持ち込まれる形になった。
こうやって、据え置き型のゲーム機を移動することを考えたとき、Wiiって不利なんじゃないだろうかとふと思った。というのはWiiは設置時に「センサーバー」の調整が必要で、移動のたびにひと手間増えることになるからだ。
移設時の手間を考えると、一度設置したWiiはあまり動かしたくならない。この感覚は、ほかのゲーム機では構造上起きえない。そこがまた面白い。