会社の近くのそば屋の看板。確かにここの本来の看板は立派だった。とはいえ、リフォーム中で仮の看板をかけていても、客としては別に気にはならないだろう。でもお店の側の、「これはウチの実力じゃないんだ、本当はもっと立派な看板なんだ!」と言いたい気持ちもよくわかる。
先日紹介した、年賀状の本のPOPを出していた書店にて。後から添えられたとおぼしき「気分」のフキダシがかえって目を引く。
「君、『読むだけで東大合格!!』ってこりゃあまずいヨ、『読んだのに落ちた』だなんてお客様に言われたらどうするんだネ」
なんてやり取りがあったのかも。『ドラゴン桜』を読むだけで東大に合格すると書いたとして、それは信じるほうがちょっとどうかしているとは思うが、「気分」のエクスキューズを入れる書店の気持ちもよくわかる。