「スペースシャトルの次回打ち上げは当面凍結」というニュースが複数出ている。今回はたくさんのカメラで打ち上げ中の様子を撮影したが、その中に外部燃料タンク(大きいほうのオレンジ色のタンク)の配管から、大きめの断熱材がはがれ落ちていく様子がとらえられたそうだ。
スペースシャトル「コロンビア」は2年前、やはり外部燃料タンクから大きくはがれた断熱材が翼に当たり、開いた穴が原因で空中分解した。
今回は、断熱材の破片はオービター(人が乗っている、白と黒の宇宙船)には当たらず、深刻な状況ではないようだが、こういうことが今までも起きていたのだろうか。24年間、100回以上フライトを行うまで、はがれた断熱材で穴の開いたオービターが空中分解しなかったのは、単に運が良かっただけなのか。
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