契約を交わすタイミング

【元記事:契約を交わすタイミング:d:id:manpukuya:20050524:contract

本が完成する」(EDITOR NAVI)という、「編集者入門ミニ講座」の一節に、出版契約書をいつ作るかが書かれている。

ここでは、印刷した本ができ上がってきてから契約書を作るとある。本を著者さんに渡すのと一緒に、契約書を持って行く。それが通常の流れであるというトーンで書かれている。ほほー、そうなのかと思った。

今の自分の仕事の流れでは、本を作ることが決まったらとりあえず著者さんと契約書を交わす、という順序で(できるだけ)やっている。著者さんと出版社の関係で一番気になるのは印税率であり、そこはお互い言い出しづらいところでもあるから、早めに決めてしまうようにしている。

出版業界の目で見ると「契約書を取り交わすだけマシ」のような話になるのかもしれないけれど、こういう話は後回しにせず、なるべく早めにしておくのがよい。

印税の額は基本的に、印刷部数×印税率で決まる(契約の内容によっていろいろあるが省略)。本を作り始める段階では、印刷部数は大まかにしか決まっていないから、実は印税率を決めても印税額は決まらない。でも契約書は、お互いしっかり仕事をしましょうというコンセンサスを作る一助になっていると思う。