オープンソースの画像生成AIをセットアップから使い方まで解説する『Stable Diffusion AI画像生成ガイドブック』(ソシム刊)発売中(→本のサポートページ

今日のニュースから

大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」/NECPDA事業を再編〜モバギ、ポケギ、シグマリオンはどうなるのか?(2002/12/09付)

PDAの市場は全体に頭打ちで、なかなか厳しいという話。特にこのところ、キーボードつきのハンドヘルド機はまったく元気がなく、マイクロソフトもそれ向けOSをアップデートしないと言っているという。しかしキーボードつきマシンは、ちょっと取り出し文章を書いてすぐしまう、というのにとてもいい。シャープの「SL-C700」なんてのも出たりして、キーボードを求める人は確実にいるのだが…その数が記事によると「年間100〜150万台程度」と小さな市場にとどまっているのがネックだという。うーむ、確かにどこでもテキスト入力したい人ってそう多くないからなー。でもそこを何とか。記事内のインタビューに出てくるNECの成澤部長もやりたがっているし、ひとつよろしくお願いいたします。(ところで、最初の写真のキャプションが「モバイルギアシグマリオン」になっているけれど、これって両方モバイルギアではありませんか?)

「失敗学会」が第1回総会開く(2002/12/10付)

産学官の枠を超えて失敗に関する情報交換・原因究明する場を提供すること」を目的に設立された失敗学会。会長の畑村洋太郎氏は『失敗学のすすめ』の著者でもある。活動の内容もさることながら、学会の名前がいいよね〜。たとえば「不祥事」だと「誠に遺憾です」とか「慚愧の念に堪えない」とか漢字が多い印象だが、「失敗」は「うわ、やっちゃった!」とか「あれ、これ違うじゃん!」とひらがなが多い雰囲気。しかし失敗をばねに改良していけば、きっと失敗も役に立つ。そしてノーベル賞だ。飛躍しすぎですか? そうですか。