昨日、阿佐ヶ谷でのロケットまつりに自転車で行った帰り、不意の段差をドンと乗り越えたらペダルをこいでも空回りして進まなくなった。見てみるとチェーンが後ろのギアから外れて内側へ入ってしまっている。
(しかし改めて見るにもう本当にボロボロやね)
この自転車は内装変速タイプ。しばらく格闘したがチェーンの張りは強く、力を込めてもギアにかけることはできなかった。しかたなく電車で帰宅。今日、自転車を取りに行き修繕に取りかかった。
どうすればチェーンを戻せるのか。チェーンの張りを弱くすればいいのではないか。検索してみたらまさにこれというページが見つかった。
- 自転車の身近な調整・修理 <空気・ハンドル・チェーン> 【TAKAよろず研究所】(http://www.geocities.jp/taka_laboratory_3/20070531-Bicycle-Adjust/20070531-Bicycle-Adjust.html#chain
)
後輪の車軸を前方向に移動すればチェーンがゆるみ、ギアにかけられるようになる。車軸を固定しているナットと、「チェーン引き」のナットをゆるめたところ、車軸を少し前方に移動できた。チェーンのたるみが大きくなり、あっさりとギアに戻せた。
そもそもチェーンが外れたのは、たるみが大きくなっていたからだ。今度はチェーン引きをきつく締め、車軸を後ろ方向に移動させてチェーンの張りを強くしたい。しかしチェーン引きが片方にしかないこの自転車では、強く締めると車軸が斜めになってタイヤがフレームに接触してしまう。結局以前と変わらない程度にしか締めることができなかった。
こうなるとチェーンを交換したほうがよいことは自分でもわかる。わかってはいるが、このボロ自転車にこれ以上費用をかけるくらいなら、新しい自転車を買ってしまいたい。ただこれから花粉が増えるから、せっかくの新しい自転車を思う存分楽しめるのはもう少し先になるだろう。そう思うと今はまだ踏み切れない。
とはいえ、チェーンの張りがどうやって調整されているのかなど、自転車のしくみを新しく知ることができたのはよかった。自転車のメンテナンスはずっと自転車屋まかせだったけれど、わかってみると面白いものだ。