たくさん登録しているメールマガジンの中でも、コンピュータ関連のニュースを毎日配信してくれるサービスは重宝している。
その中の「ITmedia Headlines」の配信を、さっき止めた。購読を始めたのは今の会社に入る前、「ZDNet」だったころだから、もう10年くらいになるはずだ。
でも最近は未読がたまるばっかりで、たぶんこの状態はもう変わらないだろう。そう考えて止めたのだった。
「ITmedia」のニュースが面白くないわけではない。新製品情報だけでなく、ちょっとひねりのある読み物が充実していたりして、独特のカラーがある。にもかかわらず、ITmediaのニュースの一覧である「ITmedia Headlines」はちょっともう読まなくていいやと考えた。それは、ひとえにこのメールマガジンが長すぎるからなのだった。
多くのメールマガジンは、ちょっとした空き時間にさっと眺めるという読み方をしている。なので、一通があまりに長いと、読み始めるのに気合いがいる。
ITmediaのライバルである、インプレスの「Watch」シリーズは、PC、ネット、デジカメなど、ジャンルごとに別のメールが届く。ニュースの総量がそれなりにあっても、細かく分かれているメールは短くてすぐに読み終わるから、ためらいなく開くことができる。
ブログでも似たような面がある。毎日長文がアップされるところだと、内容が面白くても未読がたまりがちだ。
(そう考えてこの日記では、一日ぶんの文字量が多くなりすぎないようにしている。最近は自分の中の文字数リミッターが働くことがなくて、ちょっとパワーが落ちているけれど。更新力の話はまたの機会に)
メールマガジンもブログも、長期間にわたって読み続けているものと、今回のように未読がたまった結果、配信を止めてしまうものがある。それは内容を面白いと思うかどうかとは別に、自分のペースに合っているかどうかという尺度もあるように思う。