夕べは、「世界樹の迷宮」があまりに面白くて夜ふかししてしまった。ってゲーム自体はエンディングをもう見ていて、ある意味おまけの追加シナリオを遊んでいる段階なのだけれど。
面白いと感じたのは、あるフロアの構造である。
そのフロアには、罠がたくさんある。一歩先に罠があるかどうかはわからないので、最初のうちは罠に何度もかかってしまう。
苦労しながらフロアの地図を作っていくうちに、罠の法則らしきものに気づく。それを検証するのは面倒だけれど、なにしろ罠は多いしやっかいなので、罠にかかりながら地図を作り続けるよりはよい。
仮説に従って、もしかしてこうやってこうすれば…とやってみると大当たり。それでも地図作りはほかのフロアのようにはいかないが、法則がわかればあとは時間をかければなんとかなる。
こういう手続きがとても面白い。
最初は右も左もわからない。調べるうちに法則の仮説が立つ。仮説を検証する。真とわかった法則に従って問題を解決する。
暗い目の前が開かれていく楽しさは、「世界樹の迷宮」のようなダンジョンRPGが本質的に持っている。このフロアは、その楽しさをコンパクトに再体験させてくれた。
「世界樹の迷宮」はやっぱり好きだな、いいゲームだな。
(6月6日記)
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