『猛毒動物の百科 第3版』今泉忠明
- 作者: 今泉忠明
- 出版社/メーカー: データハウス
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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ふだん生活しているぶんには、ほとんど使いどころがなさそう。でももしかすると、一生に一度くらい役に立つかも。そしてそれは、生きるか死ぬかを分ける重大な事件になるかもしれない。
この本を見ているだけで、そんな風に人の生死に向かって考えが進んでいって、脳がクラクラしてきて気持ちがいい。
『宮武一貴デザイン集 Highly original works』
宮武一貴デザイン集―Highly original works
- 作者: 宮武一貴
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2007/03
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宮武一貴は、「スタジオぬえ」のメカデザイナー/イラストレーター。ハインラインの『宇宙の戦士』(ISBN:4150102309)でデザインした「パワードスーツ」は、のちにモビルスーツのデザインにも影響を与えた。
この本は帯に「メカデザイナーとしての思考法を探る」とある。単なるイラスト集やデザイン画集ではなくて、彼のメカデザインの発想の源泉がわかるかも。
『裁判官の爆笑お言葉集』長嶺超輝
- 作者: 長嶺超輝
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 新書
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日販MARCの内容紹介:
裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけと思っていたら大間違い。1件でも多く判決を出すことが評価される世界で、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。
つい先日の、栃木監禁リンチ殺人の控訴審で、「もしちゃんと警察が捜査していたとしても、被害者を救出できた確率は3割程度」と裁判長が述べたそうで、妙に具体的なところが印象に残っていた。
三軒茶屋駅で、口論から会社員を刺し殺してしまった人の裁判で、裁判長が「ところで被告は、さだまさしの『償い』という歌を知っているか」と説諭した話もあった(→「さだまさしの「償い」」)。そんな雰囲気の話がたくさん紹介されている感じ?
裁判ネタの軽い本としては、傍聴ものがいくつか出ている。裁判所に見る人生模様。
- 作者: 北尾トロ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/07/07
- メディア: 文庫
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- 作者: 北尾トロ
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2005/09/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 高橋ユキ,多岐川美伎,長谷川雫,加賀美はる子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/08/17
- メディア: 単行本
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『ここは懲役4年でどうすか』は傍聴本の定番。文庫になってます。『気分はもう』は、同じ北尾トロが中学生くらい向けに書いた「よりみちパン!セ」シリーズ。
裁判の傍聴をテーマにした本では、他人の人生をかいま見たありさまが、軽い文章で書かれることが多い。Amazonに載っている感想を読むと、そういう視点を不謹慎と感じる人もいるようだ。個人的にはそちらの人にも興味がある。