「本のISBN13桁化は年明けから」(d:id:Imamura:20061222:ISBN)の続き。
13桁化に関する正式な文書はこちら
ISBNの13桁化についての、きちんとした文書を探してみた(おいおい今さら何やってんの、とか言わないでー)。
- →「ISBN規格改定のお知らせ」(日本出版インフラセンター(JPO)/日本図書コード管理センター)
ここから、ポイントをいくつか。
- 13桁化されたISBNはJAN(EAN)コードと共通になる
- バーコードまわりのISBNやCコード、価格などの表記は、今までOCRBフォント固定だったのが自由になる
なるほどなるほど。
その一方、こんな話も。
取次や書店はシステム的に10桁でも13桁でも対応できるようになっているところがほとんどで、実は古い本をずっと10桁で存続させていてもほとんど問題はなさそうだ。事実大手版元は「うちらは古い本を増刷してもコードは変えません」宣言をしてるらしいし。
知ったかぶり週報
えー…なにそれ…。とか。「うーんそうなると、中小版元がマジメに13桁に直しているのが何だかなぁという気がする。
」というのはまったくその通りです。
ISBNの13桁化に、はてなはどう対応するべきか
はてなにはASINページというのがある。書誌やCDなど、Amazonで扱っている商品の情報とともに、その商品に言及しているダイアリーなどが一覧されている。
また、JAN/EANページというのもある。詳しくは「はてなダイアリーのヘルプ - JAN/EANコードで商品を紹介する(jan/ean記法)」を。
これらは、来年からどうなればいいんだろう。上をふまえてちょっと考えてみた。
まず、「ISBN:4767805112」と「ISBN:9784767805115」と「JAN:9784767805115」は同じページにリンクしないとアカン、ということだ(「ISBN:」が「ASIN:」、「JAN:」が「EAN:」でも同様)。
ただしこれは、ASINがある商品のときだけ。JANがあってもASINがない商品の場合はJAN/EANページにリンクしないといけない。む、なんか面倒?
と思ったら、「JAN:9784767805115」はすでに「ISBN:4767805112」へリンクするようになっていた。すばらしい。
あとは「ISBN:9784767805115」と「ISBN:4767805112」が同じページへ行くようになればカンペキダ!
ひとつよろしくお願いします>はてな様
以下、翌日追記
上の記事へのトラックバックやはてなブックマークでのコメントなどから、このトピックに関するほかの記事があることを知りました。ありがとうございます。
カンペキじゃないでーす。
:prima materia diary - Amazonと新ISBNの微妙なカンケイ
スイマセーン。というわけでご指摘感謝です。具体的には以下:
「ISBN:9784767805115」と「ISBN:4767805112」と、さらに「ASIN:??????????」(この形式がまだ不明)が同じページへ行くようになれば完璧です(このISBNに新ASINが付くことはないでしょうけど)。
prima materia diary - Amazonと新ISBNの微妙なカンケイ
ほかに、g:list:id:Hebiさんのところでは、12月8日にすでにこういう記事が書かれていました。
アマゾンは国際規格であるISBN(国際標準図書番号)13桁化(=EAN/JANコード)に準じることなく、2007年1月1日以降は独自の10桁のASINを付け続けるつもりなのか?
リスト作成グループ - MultiSynapse - 新ASINは10桁なのか13桁なのかそれが知りたい あるいはアマゾンの唯我独尊とはてなの今後
と、いろいろ情報が出ています。
「独自ASIN」というくだりで、bk1の「bibid」を思い出しました。
実はbk1では、TRC(図書館流通センター)が本に振る識別番号を「bibid」として、それをもとに書誌のURLを作っています。今ではISBNをもとにURLを書いてもリダイレクトされますが、それまでは本のbk1でのURLを知るには、一度bk1で本を検索しないといけないしくみでした。
- →関連記事:「bk1が早くなる」:d:id:Imamura:20050127:bk1
この「bibid」は、日本の書籍にISBNがつく前から、TRCが独自につけてきたものと聞きました。bk1としてはこのidが、本を一意に示すコードとしてISBNより便利だと考えたということでしょう(単純に、bk1にTRCが出資しているから(確かそうだったはず)という事情もあるでしょう)。
amazonは来年から、13桁ISBNとは異なる独自のASINをつけるようになるのでしょうか。「来年になっても10桁で通しちゃうよ」という版元が、結局はISBN=ASINとなって面倒がなくなってしまうのでしょうか。