最後の巨像は、世界の原則を崩した攻略が必要だった。自分はゲーム内のルールに対して忠実にプレイするほうであり、ダメもとの試行錯誤はしないたちである。しかしこの最後の巨像は、自分にとってゲームのルール上無意味と思える行動をとらないとクリアできない。そのぶん、この攻略方法は理不尽に感じた。
エンディングはとても長く、20分くらいあったと思う。最終面の難しさや手間も考えると、時間の余裕のあるときにクリアしたい。
エンディングはちょっと釈然としないというか、すっきりとおさまらない余韻があったため、もしかしてマルチエンディングだろうかとすら思った。しかし思い返すと、巨像を倒してから黒い触手がワンダの中に入るいつものシーンでも、実はワンダを操作できる。そしてどこへ行っても、あの触手からは逃れられない。これは、ワンダの避けられない運命を暗示しているそうだ。とすると、エンディング中もある程度操作できる場面があるのは演出であり、それによって結果が変わることはないのだろう。そこがまた哀感を誘う終わり方だった。そしてこれはこれで、ある種のハッピーエンドなのかもしれない。
2周目をクリアしてみようという気持ちにはなったため、続けて2周目。最初の巨像へ。体力や腕力は1周目の終わりから引き継ぐため、ごくあっさり倒せた。
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