というような見出しだけれど、内容はすでにかなり詰められていて、正式発表の前に概要が出てきているという感じの記事から引用。
ISSの建設は当初計画の半分程度しか終了しておらず、日本の実験棟「きぼう」は部品さえ打ち上げられていない。
新計画は、日本政府などと合意された当初計画について「大半は未完となる」との見解を示すことになる。大型資材を必要とする施設や優先順位の高くない実験用設備などが見直しの対象となり、日本の施設も一部削減・縮小が避けられない見通しだ。
国際宇宙ステーション、NASAが近く縮小案発表へ : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
こうなるであろうことは予想されていたけれど、いざ実際に出てくると「やっぱり…」という気持ち。アメリカ頼みでない宇宙開発を頑張ってほしい。
- 関連記事:「『さらに縮小、見えなくなった有用性』、NASAが国際宇宙ステーション計画見直し」(05/06/30付・nikkeibp.jp)
「NASAの次期計画〜Garbage Collection(2005-09-01)」で、上の記事のソースとおぼしきスピーチが紹介されている。読売の記事とはだいぶ内容が違うようだ。もう一つ、「グリフィンさんはこういう、『おずおずと拳を突き上げる』みたいな物言いがとても巧い。」という所感が印象的。