数時間遊んだ。説明書もタイトルも、過剰にハッピーな雰囲気で楽しい。
「ナムコの高橋慶太氏がPS2『塊魂』について講演。テーマは『世界平和』? 独特のビジョンを展開」(GAME Watch・05/03/13付)によると、デザイナーの高橋慶太は「人を楽しい気持ちにさせれば、戦争もなくなるかもしれない」というポリシーの人で、楽しさを商品にする仕事としてゲーム会社を選んだのだそうだ。
「ストレスを発散するためのゲームを作っているのではない。生活を楽しくする、素敵なフィードバックがあるゲームを作りたい」そうで、そういう意図はちょっと過剰なくらいに感じる。
さてさて、いくつか遊んでみた中では、レースの面が特にいい感じ。この面では塊が、常にサーキットに沿う方向にダッシュしているような動きをする。塊魂のルールに重力の方向性を加えて、新たな地平が開かれている。
あ、でも遊び始めのうちはどのステージでも塊をあまり大きくできないから、ステージ終了時に王様やNPC(ていうのかどうか)に毎回けっこうひどい言われ方をする。これはちょっとやだな。せっかく作ったのだから、もっとほめてほしい。
さーてまた転がそう。