- 詳細:http://www.hastic.jp/news/firing.pdf【※注:PDFファイルです】
燃料にポリエチレン、酸化剤に液体酸素を使用する無火薬式ロケット、CAMUI型ハイブリッドロケットの増強型エンジン(推力70kgf級)による地上燃焼実験を公開します。公開会場はHASTIC宇宙工学研究所赤平実験場(株式会社植松電機、北海道赤平市共和町230-50)で、日時は平成17年2月25日(金)14:00〜16:00です。同時に機体のモックアップ(実物大 全長3.7m、胴直径24cm)モデルも公開します。
HASTIC 北海道宇宙科学技術創成センター
CAMUIロケットは、少し前に「210万円で上げられるロケット」として発表され、防衛庁の人が「テロに使われるのでは」と発言したあれである。
結論からいえば、210万円の予算でテロをするなら、CAMUIを使うよりも効率のいい方法がいくらでもある。テロリストが手間をかけて、わざわざこのロケットを使う理由はないのだった。
この燃焼実験、場所が場所であるが行けるなら行ってみたい。前日の2月24日は、種子島でもうちょっと大きいロケットが打ち上がるので、連日のロケットイベントである。
(そういえば、たしか2月26日にも北海道でロケット関係のなにかがあったはず)
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- テロ懸念発言の直後に書かれたエントリ。発言の不用意さについて、CAMUIの安全性とテロ利用の非効率性を指摘し、北海道で生まれようとしている新しい産業の芽を摘むとしている。関連リンク集も充実。
- 「北大CAMUIロケット」(川島レイのレイランド・05/02/05付)
- CAMUIの開発者である永田晴紀助教授の講演について。開発資金に詰まっている中、地元のメーカーが手をさしのべてくれた時のセリフがすばらしいという話。「先生、やりましょう。これは大事なことだから、やるべきなんです。お金はいりません。どうぞ何でも使ってください。幸い、ウチは本業で利益を出していますから、大丈夫です。これは先生のために言っているんじゃありません。北海道のため、ひいては日本のためです。」
- 「CAMUI狂騒曲」(5thstar_管理人_日記・05/02/09付)
- 上のエントリをうけた、「官庁からの圧力をどうやって乗り切ったのだろう」という内容。コメント欄に永田助教授が自ら登場、「経産省はバックアップしてくれている」といった情報が。