日本科学未来館での、大平貴之×毛利衛トークショーへ。いくつか重要な発表があった。
- ギネス世界記録に「世界で最も先進的なプラネタリウム」として認定された
- 申請は「世界最多の星を映すプラネタリウム」だったのが、もっとすごい認定のされ方。ただいわゆる「ギネスブック」は認定記録の一部を抜粋したものであり、ギネスブックに載るかどうかはわからないとのこと。
- 家庭向けのメガスターを開発中
- 開発日誌ではすでに軽く触れられていたが、開発は順調な模様。これは楽しみ。
- 年明けに、日本科学未来館で大平貴之展覧会「星空のつくり方」を開催
- 1階の催事ゾーンにて、1月25日から3月4日。メガスターを置いて、スタッフによる解説つき投影を行うほか、アストロライナーなどこれまでの足跡をたどる展示を行うとのこと。
写真は、ギネスの認定証。
- CERTIFICATE
- The World's most advanced planetarium projector is MEGASTAR-2 Cosmos, which can simultaneously project five million stars onto a planetarium dome. It was developed by Takayuki Ohira (Japan) and installed in the planetarium at the National Museum of Emerging Science and Innovation.
訳してみると:
- 認定証
- 世界で最も先進的なプラネタリウム投影機は、500万の星を同時に投影できる「メガスター2 コスモス」です。開発者は大平貴之(日本)で、日本科学未来館に設置されています。
といったところだろうか。
会場ではそのほか、壇上に置いてあったメガスターII「ミネルヴァ」を投影し、紙や手をかざして星空をつかまえてみたりして、非常に盛り上がった。
追記:公式サイトの「メガスターニュース」にも出ました。「メガスターII cosmosがギネスに認定〜世界最先端のプラネタリウムとして。毛利衛氏らとのトークショーで明かす」とのこと。